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私(佐藤)は甘いものが好きだ。季節を問わずほぼ毎日アイスクリームを食べるし、プリンやシュークリームなどの美味しい店があればチェックせずにはいられない。ちなみにアイスはスーパーマーケット「マルエツ」の自社ブランド『Premo』プリンは「治一郎」がそれぞれ1番だと思っている。

・価値観が182度変わる!

そんな私があまり好んで食べようと思わないものがある。それはバームクーヘンだ。どこが美味しいのか全然わからない。いや、わからなかった。ほんの数日前までは。東京・高円寺の「バームクーヘン工房 hanamizuki」の商品に出会って、私の価値観が182度転換! ウマいやないか、バームクーヘン!!

・バームクーヘン専門店

このお店は、茨城に本店を置く紅茶の名店「花水木」が運営している。以前は「S.SENYA」という名前でイートインスペースを設けて営業していたのだが、商品の拡充を図り、バームクーヘンに特化したお店として現在営業している。グループ店でバームクーヘンの専門店はここだけなのだとか。

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・どう見てもウマいだろコレ!?

あまりバームクーヘンに興味を持たない私だったが、ここの商品を見た瞬間に「めっちゃウマそう!」と思ってしまった。数量限定で販売されている、ふわとろカスタードとふわとろチーズ(それぞれ980円)のトロけるような見た目が、実にウマそうだ。いや、これはどう見たってウマいに違いないだろう! 今すぐ食べたい!! と思ったのだが、イートインできなくなったのが非常に残念だ……。

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・進化している!

仕方がないので持ち帰って食べてみると……、マジでふわとろやんけ! カスタードはバームクーヘンの生地ごとスプーンですくって食べられるほど柔らかい。子どもの頃に食べたひたすらモサモサするようなものと訳が違う。バームクーヘンがここまで進化していたとは、正直驚きである。「噛む」という行為が無意味なほどの柔らかな食感だ。

・こんなにウマかったのか!?

一方のふわとろチーズは、ハードタイプのバームクーヘンにたっぷりのチーズクリーム。こちらは、ザックザクの生地の歯ごたえが心地良く、さらにほのかに漂うオレンジピールの爽やかな香りが食欲をそそる。クリームはまろやかでコクがあり、ザクザクとした生地の食感とのコントラストが面白い。従来のバームクーヘンのイメージを軽々しく飛躍している。こんなにウマかったっけ!? バームクーヘンって。

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・2度のこだわり

私はここのバームクーヘンと出会い、今までの食わず嫌いを反省した次第だ。いまだに美味しいバームクーヘンを知らないという人は、一度バームクーヘン工房 hanamizukiを訪れるといい。脳内革命が起きるぞ! ちなみに私は価値観が182度一変した。余分な2度は、まだちょっとだけ昔の考えを捨てきれない証である……。

・今回紹介した店舗の情報

店名 バームクーヘン工房 hanamizuki
住所 東京都杉並区高円寺北2-10-5 1F
営業時間 10:00~20:00
定休日 不定休

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24.

▼バームクーヘン工房 hanamizukiのふわとろカスタード(980円)
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▼そしてこちらがふわとろチーズ(980円)。どう見てもウマそう!
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▼顔面突っ込みたくなるくらいウマそうやんけ!
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▼カスタードは生地がふわふわ、一方のチーズはザクザクとした歯ごたえが心地よい
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