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世界のパクリ大国と言えば、きっと真っ先に出てくる国こそ中国だろう! だが、最近は「ニセモノは恥ずかしい」と意識が高い若者が増え、かつての節操のなさは身を潜めつつある……と、思っていたが、だがしかし!! 

パクリ騒動がゼロになったわけではなかったようだ。先日、発表された中国の新作アニメが、誰がどう見てもディズニー映画にソックリ! タイトルからして、完全にディズニーの香りがするシロモノなのである。マジかよ……まずは動画で確認してみよう。

・中国の新作アニメがどう見てもディズニー

パクリ疑惑がささやかれているのは、中国の国産アニメ『汽車人総動員』だ。2015年7月4日に全国5000館で上映される “中国オリジナルアニメ” であるという。5000館とはやっぱり中国は規模が違いますなぁ! と、その発表会のニュースを見てみると……こ、これは!?

映画は、どうやら擬人化されたクルマが登場するストーリーのよう。いや、それはいいのだが、映像には片眉をあげたアメリカ~ンな表情をする真っ赤なクルマが映し出されている。なんてこった。ディズニー映画『カーズ』にソックリじゃないかー!

・タイトルも言い訳できないほどディズニー風味

しかもこの『汽車人総動員』というタイトルも怪しい。というのも、『カーズ』の正式な中国語訳は『賽車総動員』だからだそうだ。汽車人総動員……賽車総動員……。一文字変えて、一文字増えただけーッ!? 

しかも、パクリ疑惑の『汽車人総動員』のポスターでは「人」の文字の上にタイヤの絵が書かれており、遠目に見たら「汽車総動員」に見えてしまう。これではますますディズニー版『賽車総動員』と見分けがつかないぞ。これは一体……。

・中国ネットユーザーもドン引き

この件については、中国のネットユーザーもあ然。さまざまな声が寄せられている。

「クッソ笑った!!!!!」
「これはヒドイ」
「クリエイターとしてどうなの?」
「これでアメリカ進出してみたら?」
「子供だからってわからないとでも? バカにしてるの?」
「ディズニーに怒られそう……」

また、「中国産のアニメはいつになったら “オリジナル” が出てくるんだよ」という悲観した声もある。決して、中国にオリジナルの良作がないわけではないのに、大手がパクリの印象を与える作品を発表したことは残念なことだと言えるだろう。

・あくまで “疑惑” の段階

今のところ、パクリ疑惑の『汽車人総動員』は、あくまで疑惑の目が向けられているという段階だ。特に動きはないようで、各映画館でも上映の告知が出されている。公開まで1カ月、今後公開差し止めなんて展開が起こりうるのだろうか。ちなみに、『汽車人総動員』の気になるストーリーはこうだ。

エンジニアを目指す天才少年カカが、不断の努力の結果・最高の人工知能制御システムの開発に成功。人とクルマとの対話を可能にし、3台の性格が違うクルマたちと冒険をする……というお話になるとのことである。

参照元:鳳凰網(中国語)、Youku
執筆:沢井メグ

▼パクリ疑惑『汽車人総動員』の紹介動画、0:03には「人」の文字がタイヤで隠れたロゴも映っているぞ(中国動画サイト、表示に時間がかかる場合があります)

▼紛らわしいと注目のロゴ
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▼こちらはディズニー公式の『カーズ』動画だ。似てるねぇ