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家で本格的な「鴨南蛮そば」や「鴨南せいろ」が食べたい! でも、レンジでチンするだけの「冷凍食品の鴨南蛮そば」は味気ない。ちゃんと料理がしたいのン! ──なんて意識の高い人に心からオススメしたいのが、ずばり「冷凍のスライス鴨肉」だ。

サッと火が通るうえ、しっかりと「鴨のダシ」も出るという、実に便利なこの商品。調理師免許も持っている私(筆者)が長年修行してきた都内某所の蕎麦屋でも、実は冷凍のスライス鴨肉を使っていた時代がある。プロも認める便利な肉、それが「冷凍のスライス鴨肉」なのだ。実際に私が調理してみた動画もあるので要チェック!

・なによりも使いやすさが魅力

さて、この「冷凍のスライス鴨肉」だが、もちろん値段もピンキリで、蕎麦屋が使っているのは業務用の商品だ。だが、あきらめてはいけない。ネット通販で入手可能で、なにげにAmazonでも売っているぞ。気になる価格は、合鴨ももスライス50gが10パックも入っていて1580円といった具合。価格よりも、使いやすさが魅力なのだ。kamonanban2

パックを開けて、ザクっと包丁を入れれば、そのまま鴨南蛮の肉として使うことができる。手も汚さず、サクッと使える。しかも冷凍なので賞味期限もメチャ長い。スライスなので「肉」としての歯ごたえには期待できないが、鴨南蛮のキモである「鴨のダシ」は十二分に出るので、プロ顔負けの鴨南蛮を再現することが可能なのだ。kamonanban3

ちなみに、私は、この「冷凍のスライス鴨肉」のほかに、「冷凍のネギ(安売りの時に買ってきて、洗って、切って冷凍しておいたもの)」と、「冷凍の蕎麦」を使い、いつなんどきでも「鴨南蛮そば」を作れるようにしている。私は、この3つのアイテムを、勝手に「鴨南冷凍三種(かもなんれいとうさんしゅのじんぎ)」と呼んでいる。kamonan4

さきほど実際に「冷凍三種の神器」を活用し、実際に調理してみたところ、わずか4分で立派な鴨南蛮そばが完成した。鴨南せいろならば、汁に「大根おろしを絞ったもの」を入れておくと、なお美味い。こちらの調理タイムも、5分足らずで完成だ。kamonan6

詳しい作り方は、動画「鴨南蛮タイムアタック」を参照してほしいのだが、いちおうレシピと作り方も書いておきたい。

【材料】

冷凍スライス鴨肉:1パック
冷凍のネギ:適量
冷凍そば:1パック
濃厚つゆ:今回は「創味のつゆ」を使用

【作り方】

その1:電子レンジに「冷凍そば」を入れて2分半にセット。
その2:その間に、つゆのもとを使い、蕎麦汁を作る。
その3:冷凍ネギと冷凍スライス鴨肉を切って、蕎麦汁に入れる。
その4:まもなく「冷凍そば」がチーン! なので、どんぶりに。
その5:鴨南蛮の蕎麦汁を入れて完成〜。ゆっくりやっても、わずか4分。

──たったこれだけだ。なお、鴨肉ではなく、普通の豚肉を使ってもメチャ美味い。もちろん鶏肉で「鶏南蛮」を作っても良いのだが、圧倒的にダシが出るのは豚肉の「肉南蛮」と、鴨肉の「鴨南蛮」であると私は思う。ともあれ、蕎麦汁に「何かの肉」を入れるだけで圧倒的に美味くなるので、ぜひともためしていただきたい。

参考リンク:Amazon「カルナ食品 合鴨 もも スライス 50g×10パックセット」
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼動画「鴨南蛮タイムアタック」

▼4分で作った鴨南蛮そば
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