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利用頻度はマチマチなれど、誰もがお世話になっている新幹線。プラットフォームで新幹線を待っている最中、席について手足を伸ばした瞬間、駅弁スジャータアイスを頬張るときなど、新幹線にはワクワクポイントがイッパイだ!

そんな私たちの快適な新幹線ライフを支えてくれるのが、お掃除チーム! どんなに速くても汚かったら台無しだが、チームの超プロフェッショナルなお仕事のおかげで、新幹線はいつだってピッカピカだ!! 今、そんな彼らの働きっぷりが1分半の動画となって、世界を魅了しているという。さっそくチェックや!

・7分間で新幹線をキレイに!

動画『7-Minute Miracle/7分間の奇跡』。タイトルからも分かる通り、新幹線お掃除チームの制限時間は7分間。あれ? 新幹線の外で待っているときはもっと長く感じるんだけど……と思ってしまうが、彼らはたった7分間で、あのヘビのごとく長〜い新幹線を掃除するのだ。しかも完璧に!

いつもは外から眺めている私たち乗客だが、動画ではお掃除チームの働きかたを間近で見ることができる。「毎日、323本もの新幹線が東京駅から出発。約40万人もの乗客を運んでいる」という言葉から始まるのだが、そんなに多かったとは知らなんだ。

・耳元にお花を飾ってイザお掃除!

耳元に花をつけ、背筋をピンッと伸ばして新幹線を待つスタッフ。ホームに入ってきた新幹線にお辞儀をした彼らは、ゴミ袋を取り出した。新幹線に乗り込んでやる最初の作業が、ゴミ集めだからである。

その後も次々と進む作業。網棚の上を指差しチェックし、テーブルを1つ1つ拭き、カーテンを元に戻し、床を掃き……そして、イスを戻すのはなんと電動! “隠しスイッチ” が押されると、一斉に向きを変えるのだった。清掃を終えたスタッフは、新幹線の外に一列になって礼。終了だ。

・「飛行機もコレくらいキレイなら」

ということで、今回の動画をロケットニュース24 英語版で紹介したところ大・反・響。以下、その声を紹介したい。

「スゴいね〜」
「私の国にも来てほしい!」
「飛行機もコレくらいキレイなら……」
「美しい!」
「ニューヨークでだって実現できるはず」
「チームのシンクロっぷりがハンパないね」

新幹線のお掃除を引き受けるのが「JR東日本テクノハートTESSEI」、通称テッセイ。「キツイ・汚い・危険」の 3K を、「感謝・感激・感動」の “新3K” に書き換えた今をときめく彼らだが、 “新3K” も納得のお仕事っぷりだった。次に新幹線に乗るときには、ついついお掃除チームの姿を目で追ってしまいそうだぞ。

参照元:YouTubedot.
執筆:小千谷サチ
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