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2015年5月11日、マイアミ・マーリンズのイチロー選手は、敵地でサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に3番・ライトで先発出場。3打数無安打1四球とヒットは出なかったものの、守備で魅せた。

相手選手を完全に騙したトリックプレーは、MLBの公式サイトに公開された動画「Ichiro fakes out runner」で確認できる。さっそく、彼のプロフェッショナルさが詰まったプレーを見てみよう!

・イチロー選手の頭上を大飛球が襲う

イチロー選手がベテランらしい美技を魅せたのは、マーリンズ1点リードの9回裏でのこと。守護神・シシェク投手が1死一塁と同点のランナーを出し、7番ブランコ選手にライトへの大飛球を打たれたシーンだ。

・トリックプレーが炸裂

ライトオーバーであれば、同点は免れずピンチ拡大の絶体絶命……ところが! なんと背走していたイチロー選手はクルッと振り返って捕球姿勢をとるトリックプレー! フェンスに直撃したボールをすぐさま処理して、走者を幻惑したのである!!

このプレーで一塁走者のアリアス選手は、ホームへ帰るのに十分な当たりであったにもかかわらず三塁でストップ。悔しそうにしているのが印象的で、一方のイチロー選手は “してやったり” の表情だ。

・さすがイチロー選手

結果的に敬遠から満塁策をとったマーリンズは、青木選手の押し出し四球で同点。そして続くダフィー選手にサヨナラ打を打たれてしまった。とはいえ、イチロー選手のワンプレーが、一度チームを崖っぷちで救ったことは間違いない。

以前、ヤンキース時代にもトリックプレーを見せたことがあるように、イチロー選手の冷静な状況判断はさすがの一言。コンマ数秒の世界で選択したプレーで最良の結果を残すあたり、彼がいかにプロフェッショナルかということがわかる。

参照元:MLB.com(英語)
執筆:原田たかし

▼以前のトリックプレー