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江戸時代から現代まで伝承されている伝統的な話芸、落語。洗練された落語はまさに芸術レベルで「大人の趣味」と言えるかもしれない。その反面、落語は「ちょっと敷居が高い」という人も多いハズ。そんな人にもぜひ聞いてほしい落語があるのでご紹介したい。

それはお笑いコンビ「米粒写経」の居島一平(おりしま いっぺい)さんによる……猪木落語! 猪木とはもちろん“燃える闘魂” アントニオ猪木である!! まだメディアにはほとんど出ていない『猪木落語』だが、コレがハンパない面白さ! 2015年下半期、大ブレイクの可能性あるで、コレ!!

・密かに注目されてる

米粒写経」はオフィス北野に所属する、居島一平さんとサンキュータツオさんによる漫才お笑いコンビである。『猪木落語』は居島一平さんのネタで、いま密かに注目を集めているのだ。

まだメディアにほとんど出ていないネタなので映像すらない……が! 2015年5月3日のTBSラジオ「東京ポッド許可局」に居島さんが出演した際、わずかではあるが猪木落語が披露されている。──もちろん音声のみである。

・猪木落語とは

一言でいえば猪木落語とは「アントニオ猪木の口調で披露される落語」なのだが、モノマネのクオリティはもちろん、話の内容がアントニオ猪木のエピソードと見事にリンクしているのだ。居島さんは超プロレスファンであることに間違いない。例えば、

「えー、落語というものは出てくる人物が大抵決まっておりまして、熊さんにハっつぁん、バカヤロー! 人のいいのが信兵衛さん、裏切るのが長州、生意気なのが前田。武藤! 橋本!! 蝶野ッ!! 行くぞーーッ!」

(上記書き起こし)

というように、すべての内容がアントニオ猪木の口調で語られるのだ。また、落語には様々な演目があるが、例えば「芝浜」は猪木芝浜、「火焔(かえん)太鼓」は火焔猪木、「牛褒め」は猪褒め、「宿屋の富」は宿屋の猪木……などとアレンジされるという。

相方のサンキュータツオさんによると、そのクオリティはハンパないらしく「もう腹抱えてワロタ」レベルの面白さらしい……見てみてぇぇぇぇええええッ!! てか猪木落語の寄席があるなら絶対に行く! 多少高くても絶対に行く!!

「2015年下半期、猪木落語が大ブレイクする……かも」と予想しておこう。気になる人は、TBSラジオ「東京ポッド許可局」のポッドキャストをぜひ聞いてみてくれ! メチャメチャ笑えるぞ!!

参照元:米粒写経オフィシャルサイトTBSラジオ「東京ポッド許可局」 、 Twitter@39tatsuo
執筆:P.K.サンジュン

▼TBSラジオ「東京ポッド許可局」2015年5月3日②「ゲスト:居島一平 派遣局員」だ! 05:30~猪木落語が披露されているぞ!!

▼相方のサンキュータツオさんによると、「腹抱えてワロタ」レベルの面白さらしいぞ!