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突然だが、皆さんは子供の頃、花の蜜を吸った経験はないだろうか? 学校の帰り道などで花をつんでは友達と吸って遊んだ人も多いはず。

筆者(私)もそんな子供の一人だったのだが、いろいろ吸った中でダントツに美味なのは、ズバリ「つつじ」だった。低い木に咲くラッパ状の花で、色はピンクや白など。まさに5月が盛りの花だ。

あの味が懐かしいなぁ。でも大人になってから吸うのは、さすがにちょっと……だがしかし!! だがしかし! 身近なあるものを組み合わせれば、つつじの蜜っぽい味になることが判明したので報告したい!!

・ジャスミン茶+砂糖=つつじの蜜の味

そのあるものとは……「ジャスミン茶」と「砂糖」! ガムシロップでもOKだ。常温、もしくは冷えたジャスミン茶に砂糖やガムシロを入れるだけ。するとアラ不思議! 生花の蜜みたいな味がキターッ!!
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ジャスミン茶自体が、元々爽やかな花の香りを持っているが、そこに砂糖のほのかな甘さが加わることで、ジャスミンの香りを瑞々しい花の香りに進化させるのだ。その甘さと青い香りがまさに「つつじの蜜みたいな味」!! 砂糖の量は、ご自身の思い出の味と相談しながら加減してみよう。

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・台湾で気がついた

紅茶以外のお茶に糖類をブチ込むと、とんだ異端児扱いされるが、アジア各国に行くとわりと一般的だ。かく言う私も、「ジャスミン茶+砂糖=つつじ」の法則に気づいたのは、10年くらい前の台湾旅行中のことである。

何気なく現地のコンビニで買った砂糖入りジャスミン茶が、完全につつじの蜜の味でマジでビビった。

・日本のジャスミン茶で作ってみたら……

これで、いつでも思い出にひたることができる! だが、ひとつ注意したいのは、日本で手に入るジャスミン茶、特にペットボトルや紙パックのものを使った場合、「それっぽく」はなるものの、「完全につつじ」には、ならないことである。

恐らく、日本のジャスミン茶はクリアな仕上がりで雑味が少なく、かつ中国や台湾のペットボトルのジャスミン茶より薄いからではないだろうか。つつじっぽくはなるものの、やや野性味に欠けるのだ。

・日本ならベックスコーヒーの「アイスジャスミンティー」がオススメ!!

とはいえ、台湾のものがいつでも手に入るとは限らないので、近いものを探してみたところ……個人的にはベックスコーヒーの「アイスジャスミンティー」の氷抜きが、比較的濃くてヨイと思う。大人になっては吸うことができない花の蜜。童心に戻りたい人は是非試してみてくれよなっ!!

Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24

▼ジャスミン茶に砂糖やガムシロを入れると~
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▼つつじの蜜みたいな味になる!!
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▼濃い目のジャスミン茶で試すと、それっぽくなるぞ
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▼市販のものならベックスコーヒーのがイイ感じ
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▼童心に帰りたい人は試してみてくれよな! ただしコップ1杯作ると途中で飽きるので要注意だ
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