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音楽には様々なジャンルがあるが、とりわけヘヴィメタルファンのバンドへの忠誠心は、宗教を彷彿させるものがある。なかでも、世界におけるアルバムセールスが累計1億枚を超え、モンスターバンドの異名を誇るメタリカは、メタルファンにとって “ゴッド:神” 的な存在だ。

そんな世界最高峰のヘヴィメタルバンドでギタリストとして君臨するカーク・ハメットが、こともあろうか250ものリフやアイディアの詰まったiPhoneを紛失し、しかもバックアップを取っていなかったというのだ!!

・メタリカのギタリストがiPhoneを紛失して音楽データが水の泡に!!

1981年に米ロサンゼルスで結成されたメタリカに1983年から加入したカークは、卓越したギタープレイで、数々の名リフを生み出してきた人気ギタリストだ。

2012年のインタビューで、「バンドの通算10枚目となるアルバムに向けて、400ものギターリフを書きためている」と語っていたカーク。だが、そのうちの半分以上を失ってしまったというのである!

・250もの音楽データのバックアップを取ってなかった!

ロックバンドのヘイトブリードで、ボーカルを務めるジェイミー・ジャスタのポッドキャスト『The Jasta Show』で、カークが以下のように語ってる。

「iPhoneにリフを入れていたんだが、半年前に不運な事が起こってしまった。250もの音楽データを入れたiPhoneを失くしたんだ。バックアップを取っていなかったから、かなり凹んだよ。覚えているアイディアは8つぐらいで、だから “そういう運命だったんだ” って思うようにして、前に進むよ」

なんとバックアップを取っていなかったとは~!!!! しかもその数250とは、いくらなんでもショックすぎる!! カークは自身のイタい経験をもとに、他のミュージシャンにこまめにバックアップを取るように勧めているとのこと。

・バンドはニューアルバムを制作中

現在、2008年にリリースした9枚目のアルバム『デス・マグネティック』に続く、ニューアルバムの制作に取り掛かっているメタリカ。“リフが炸裂して超ヘヴィー” だという新作は、前作を彷彿とさせながらも、1988年にリリースした3枚目のアルバム『メタル・ジャスティス』に近いサウンドだともカークが明かしている。

アーティストにとって、思いついたアイディアの詰まったスマホはスケッチブックと同じである。スケッチブックにないスマホの利点はバックアップを取れるところだが、ついつい怠りがちである。今回の件で “ずっとあると思うな、俺のデータ” を胸に刻みつけたであろうカークは、マメにバックアップを取りながら、素晴らしいリフを生み出してくれるに違いない。

参照元:YouTubeMetallicaMashablethe guardian(英語)
執筆:Nekolas

▼こちらがメタリカのギタリスト、カーク・ハメット

▼カークのギター演奏の動画はこちら