shanghaiwfc

近年、世界の高層ビルは群雄割拠の戦国時代へと突入している。高さを求めたビルが次から次へと建設。ドバイにあるブルジュ・ハリファ(828メートル)の牙城は揺るがないものの、もはや高さ400メートルを超えるビルはめずらしくなくなってきた。

観光名所となる上に景色も絶景……。いいところを挙げれば、いろいろとある超高層ビルだが、危険も伴うもの。例えば窓の清掃がそうだ。この度中国で撮影された映像を見れば、命の危険と隣り合わせということがよくわかる。

・中国の超高層ビル

衝撃的な映像「Two window cleaners stuck on swinging platform on China’s 2nd tallest building」が激撮されたのは、森ビルが手がけたことでも有名な上海環球金融中心(SWFC)。以前、世界第二位の高さまで登り詰めた492メートルの超高層ビルだ。

・恐怖しかない

動画を再生してみると……おぉ……これは……。なんと91階の窓を清掃しているゴンドラが、風にガッツリ煽られているではないか! そして何度もドスン……ドスン……と窓に激突。逃げ場のない清掃員は、必死にしがみついているしかない状況なのである!

まさに「命がけ」としか言いようがないこの光景。頑丈に作られている窓であっても、勢いよくゴンドラがぶつかるため、どちらが壊れるか見ているだけでハラハラしてしまう。なんとも恐ろしい映像だ。

・現在は平常運転

海外メディアによると、大きな事故には繋がっていないとのことだが、いつ問題が起きてもおかしくない。現在は平常運転をしているといえども、この映像から不安しか残らないのは気のせいだろうか。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼作業員は生きた心地がしなかったに違いない

▼予備動画