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人は、法に守られていると言っても過言ではないだろう。犯罪者が法律で取り締まられて罰せられるからこそ、我々は安心して日々を送れるのである。だが、その法律を駆使して市民を守る弁護士が、まがいものだったらどうだろうか!? 

なんと、法律を学んだことがないにもかかわらず、10年間も弁護士に成りすまして成功していた女性が話題となっている。海外ドラマ『SUITS/スーツ』のストーリーを地で行くようなニュースだが、その女性の有能ぶりは周りも認めざるを得なかったというのだ!

・まるで海外ドラマのようなストーリー!

人気海外ドラマ『SUITS/スーツ』の主人公は、驚異的な記憶力を持つ大学中退者のマイク。ハーバード大学卒業生しか雇わない大手法律事務所で経歴を詐称して働き出した彼が、弁護士として大活躍するというストーリーだ。

そして今回ニュースとなったのは、米ペンシルバニア州ピッツバーグの法律事務所で、相続弁護士として勤務していたキンバリー・キッチンという女性である。

・有能だったため事務所の共同経営者にまで昇格!

キッチンは司法試験の結果と弁護士免許、さらにデュケイン大学法学部の卒業証書と弁護士登録証を偽造し、10年間も弁護士として働き続けていた。しかも、有能だった彼女は弁護士としての実力を買われて、法律事務所の共同経営者にまで昇格を遂げていたというから驚きだ。

・全く法律を学んだことがなかった!!

偽りの経歴は立派だが、彼女は全く法律を学んだことがない。にもかかわらず30人以上の顧客の遺産計画に携わり、10年間も周りの法律関係者を騙してこれたとは、よほど弁護士としての才能があったに違いない。

熱心に働き顧客に献身的に尽くし、周りからデキる弁護士として評判が高かったというキッチン。だが、他の弁護士が彼女の資格の信頼性に疑問を投げかけたことで、偽装が明るみとなったとのこと。

・偽造罪ほかの罪で起訴される

ついに正体がバレて逮捕されてしまったキッチンは、偽造罪と無認可営業、文書偽造の罪で起訴されている。彼女を雇っていた法律事務所はショックを隠せない様子で、キッチンが携わった案件に問題がなかったか、さかのぼって全て再検すると声明を出している。

市民の権利を守る立場にいる人物が、嘘にまみれていたとは頂けない。そこまで彼女が勤勉でデキる人物なら、法学部に通って司法試験に受かることなど、それほど難しくはなかったかもしれない。

参照元:METRODAILY NEWSNBC NEWS(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24