chrononauts

最近世界中で1枚のドレスの画像が話題になった。「青と黒」のストライプなのか、それとも「白と金」のストライプなのか。見る人によって、色が異なって見えることから、どっちが本当なんだ!? と世界中に拡散される事態となったのである。

・腕時計に何か描いてある?

「見る人によって異なる」、この特徴をうまく利用したある漫画誌の表紙が、海外ネットユーザーの間で注目を集めている。その作品「Chrononauts (クロノノーツ)」の表紙に描かれている腕時計には、わずか1パーセントの人にしか見ることのできないナニかが描かれているという。残念なことに、私は残りの99パーセントの側だから、何が描かれているのかわからない……。何が描いてあるの?

・アメコミの原作者

この作品は、アメリカンコミックの原作者マーク・ミラー氏の作品である。DCコミックの「スーパーマン」や「ジャスティスリーグ」、マーベルの「X-マン」や「ファンタスティックフォー」を手がけている。その彼の新作がこの作品だ。

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・作品ロゴの砂時計?

表紙の腕時計には作品のロゴである砂時計が描かれている。しかしほとんどの人は見ることができない。作品の制作に携わったシーン・マーフィー氏によると、ごく稀なケースの色覚異常の人にしか見ることができないという。砂時計が見える人は、アーティスト・ミュージシャン・作家のような右脳型の人と説明している。つまりクリエイティブな脳みその持ち主ということになるだろう。

・答えがわかっても見えない……

マーフィー氏はTwitter で種明かしをして、時計の文字盤に隠れた砂時計を画像で説明しているのだが、種明かしをされても表紙の砂時計を見ることができない。本当に見える人などいるのだろうか? 見えるとしたら、ちょっとうらやましい……

参照元:TechTimes、Twitter @mrmarkmillar@Sean_G_Murphy
執筆:佐藤英典

▼シーン・マーフィー氏の種明かし。答えがわかっても全然見えない……。見える人はスゴイ
https://twitter.com/Sean_G_Murphy/status/577461126058872832