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社会人たるもの仕事ができるのも大事だが、上司や同僚と円滑なコミュニケーションをはかれるようになるのは、とても重要なこと。一緒に食事に行ったり休憩することで絆も深まり、仕事も気持ちよくできるようになるというものだ。

だが、人によっては上司を食事に誘ってもマナーがダメで叱られることが怖く、なかなか誘う勇気が湧かない人もいると思う。そこで今回は、上司に自分をアピールできる「意識高い系しゃぶしゃぶ」のお作法をお教えしたいと思う。

【意識高い系しゃぶしゃぶのお作法】

1.最初にパワポで上司と自分の分の資料を印刷し、しゃぶしゃぶの食べ方についてプレゼンする。

ただ誘うだけでは「適当な人」と思われてしまうため、まずはパワーポイントでしゃぶしゃぶの食べ方についての資料を印刷。席に着いたら上司にそっと渡し、自分なりの食べ方についてアツくプレゼンしよう。

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2.肉は超沸騰したお湯に一瞬だけつけて食べる

しゃぶしゃぶの牛肉を真っ白になるまでお湯でしゃぶしゃぶすると、“食べ方の分からない素人” と上司に思われてしまう。そうならないよう&上司のためなら熱湯にも手を突っ込める&上司のためなら食中毒になっても大丈夫……という、自己犠牲もいとわない忠誠心をあらわす食べ方をしよう。

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3.タレはコップに入れてストローで吸う

タレに肉をつけて食べると、どうしても肉の水分で薄まってしまう。そうすると美味しくなくなり、タレが無くなったら上司が食べられなくなるという最悪な状態に陥る可能性も。それを防ぐために、ストローでタレをすすって食べると最後まで薄まらず、無駄のない仕事をする男だと思われてイメージアップするぞ。

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4.白飯を食べるときはハンカチでそっと茶碗を包み、トイレに持って行って食べる

しゃぶしゃぶや焼肉をする際に白飯を一緒に食べるのは邪道と思う上司も、なかにはいる。全員がそうではないが、白飯を食べるのを見るのが不快に思う人もいるため、万全を期すため白飯を食べるときはそっとハンカチで茶碗を包み、トイレに持って行ってこっそり食べよう。

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5.酒が飲めない場合は日本酒を頼み上司が見ていない間に鍋に全部ブチ込む

最近は少なくなってきたかもしれないが、いまだに酒好きな上司は酒が飲めない部下にちょっと厳しいことがある。無理やり飲んでも具合が悪くなるだけで良くないので、そういった場合は日本酒を頼んで上司が見ていない間に、鍋に全部ブチ込んでしまおう。

すると出汁も美味しくなり、自分も飲んだアピールができるので一石二鳥。ただ、バレるとヤバいのでタイミングは狙うように。

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6.いつの間にかノーパンになっている

過去、日本には「ノーパンしゃぶしゃぶ」という伝統的なヌーディストグルメがあった。これは大蔵省(現在の財務省)の役人を接待するときに使われた、格式高い作法である。

現在は失われた文化となってしまったため、若い人は知らないかもしれないが、団塊の世代ぐらいの上司を落としたいのであれば、いつの間にかノーパンになって上司にしゃぶしゃぶを食べさせてあげると良い。

ただ、普通のしゃぶしゃぶ店でいきなりノーパンになると、上司ではなく警察にアピールすることになる可能性があるため、ノーパンしゃぶしゃぶをする際は上司の家か、自宅に上司を招いて実践しよう。

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──以上である。これさえマスターすれば、上司への株がぐぐっと上り、昇進への道が近づくこと間違い無し! 一緒の鍋を使うしゃぶしゃぶなら、なお絆も深まることだろう。

この「意識高い系しゃぶしゃぶ」、意識の高いみんなはぜひチャレンジしてみてくれよな!

監修:GO羽鳥(ロケットニュース24編集長&新人教育担当)
実践:和才雄一郎(ロケットニュース24いち意識の高い男)
Report:なかの

Photo:Rocketnews24.

▼うまいっすか?
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▼むむっ、これは!
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▼うまい! もう1杯!
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