ipadmagic

ついに手品界も次世代へと足を踏み入れたようだ。一体、どういうことかというと、ドイツのマジシャンが「iPad」を使った手品を披露。そしてその内容が、タネも仕掛けもわからないものだったからである。

ということで今回は、その手品の一部始終が収録された動画「The Amazing iPad Magician」をお伝えしたい。いくら目を凝らしてもタネがわからないので、気楽に閲覧することをオススメするぞ!

・ドイツ人のマジシャン

登場するのは、ドイツ人のサイモン・ピエロさんというマジシャン。そして動画は、アメリカの人気テレビ番組「エレンの部屋」に出演した時のものだ。早速、サイモンさんは、エレン・デジェネレスさんと観客の前で、iPadを使った手品を披露する。

・画面内と直接コンタクト

まずは軽いジャブ気味の手品からスタート。サイモンさんが iPad を操作すると、画面の内外で不思議な現象が次々と起こる。とはいえ、タッチひとつでどうにでもなるiPad……それだけに、会場も大盛り上がりとはいかない。

が、しかし! 画面内の友人・クリストフさんと会話するあたりから、徐々にマジックの難易度が増していく。画面からストローが出てくると、サイモンさんは画面内のコーラを飲んでしまう。

しかもそれだけではなく、スタジオに用意された牛乳を画面内に注ぐと、クリストフさんはビショ濡れ。もちろん、スタジオ内に牛乳は一切こぼれていないから驚かされる。こ、これは一体……。

・自分撮り

さらにさらに! これだけで終わらないのがサイモンさんのスゴさだ。急遽、観客と一緒に自分撮りで写真を撮影。そして「1、2、3」のかけ声で写真フレームに入れたかと思えば、なんと次の瞬間には現像までしているのだから信じられない!!

必ずタネがあるとはいえ、まったく見抜くことができない彼の手品。もしかしたら次世代マジックが、主流になる時代がやってくるかも……。そう思ってしまう手品でもある。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし