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料理には限界がない。いかに完成されつくされた料理でも、料理人の感性やセンスによって何度でも新しく生まれ変わる。これまでに、東京・渋谷のチーズキーマカレーや、北海道・札幌のバホそばドン丼についてお伝えしたのだが、また新たに斬新メニューを発見したのでご紹介したい。

そのメニューは東京・高円寺の古くからある喫茶店にあった。その名も「ヤキオムライス」である。この名前だけを見ると、チーズをのっけて炙っただけなんじゃないの? と思われるかもしれないが、全然違う! 見た目は完全にお好み焼き、しかし中身は完全にオムライスなのだ。何という斬新なアプローチだッ!

・ちょいキビから100点!

このお店、『カフェテラス ごん』は高円寺に古くからある喫茶店だ。おそらくお店の存在を知る人も多いはずである。実はこのお店、類まれな功績を持っている。それは、ちょいキビ判定でお馴染みの川越達也シェフが100点を出したお店なのである。あの川越シェフから満点を取るなんて、なかなかできることじゃないだろう。

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・ヤキオムライスってナンだ!?

お店の看板メニューはオムライス。お店の前にあるメニューには、デカデカと「オムライス」と記されており、料理写真が掲載されている。カレーオムライスやハッシュドビーフオムライスなど、ここら辺は想像の範疇を超えない。

しかし良く見ると、「ヤキオムライス」なる一品があるではないか!? チーズを炙っているのかと思えば、そうではない。どう焼いたのか気になって食べてみることに。

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・ライスが中に閉じ込められている!

実物と対面してみると、パっと見はお好み焼のようだ。もしかしたら、皿にケチャップライスを盛って、その上からお好み焼き風に薄焼きにしたオムレツを被せているんじゃないかな~……。と思ったら! そうじゃない!! 円盤状のオムレツの中にちゃんとケチャップライスが入っている! どうやって焼いた!?

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・和洋両方の味を楽しめる

しかもこのオムレツがふわふわに仕上がっている。米粒がアクセントになって、食感も面白い。オムライス自体は洋風の味付けなのに、青のりやかつおぶしが良く合っている。お好み焼きテイストも味わえてしまうから、一石二鳥といったところだ。

・どうやって作ったの!?

それにしても、作り方がナゾである。ご飯をタマゴに閉じ込めようと思っても、焼くときにご飯が重さで沈んでしまうはずなのだが、そうなっていない……。不思議だ。オムライスを極めた『カフェテラス ごん』の逸品を、一度ご賞味あれ。

・今回紹介した店舗の情報

店名 カフェテラス ごん
住所 東京都杉並区高円寺北3-25-26
営業時間 12:00~24:00
定休日 日曜日

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼これがオムライス界の異端児、「ヤキオムライス」
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▼ふわふわタマゴの中には、ケチャップライスがちゃんと入っている!
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▼作り方が気になる
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▼ちなみにこのお店、タバコは2本までです
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