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住んでいなければ、 “とくに用はない区” 。それが『練馬区』だ。先日、「住んでいるだけでモテない区ランキング」でも堂々の4位入賞を果たしてしまった、住んでいるとステータスにならないどころか、むしろ足を引っ張ることでおなじみの区である……!

けれど実は、住んでみた人にしかわからない魅力にあふれた区なのだ。そんな練馬について、あなたは一体どのくらい知っているだろうか? 今回は、練馬区の “秘境” たる所以を、前回同様のあるある形式に加え、文末の画像でも併せてご紹介している。 練馬に住まう人もそうでない人も、必見だ!

・東京の “秘境” 練馬区はこんなところ!

その01:23番目にできた区。いわば東京のラスト・エンペラー。
その02:認めたくないが、板橋区から独立してできた区である。アメリカだってイギリスから独立したのだから、アリ。
その03:「アコレ」という、イオン系列のスーパーが着実に勢力拡大中。(※参考画像あり)
その04:お店が閉店すると、次はアコレに転生する可能性が他区と比べて極めて高い。
その05:練馬だけで13店舗。
その06:認めたくないが、板橋には14店舗。
その07:都内のアコレのおよそ半数が練馬・板橋近郊に一極集中しており、いつか「イオン公国」として、板橋区と再統合されるのではないかと不安になる。
その08:「かごの屋」という関西ローカルのしゃぶしゃぶ屋さんがなぜか練馬に3店舗と偏った展開。(板橋区は1店舗のみ)
その09:スカイツリーが見えれば、かろうじて東京としてのポジションが保たれると思っている。
その10:富士山がくっきり見える。絶景。
その11:夕方になるとコウモリが飛んでいる。
その12:なにもない。
その13:としまえん・畑・住宅・アコレで構成されている。
その14:地形がオーストラリアと似ている。(※参考画像あり)
その15:四国とも似ている。(※参考画像あり)
その16:知る人ぞ知る、大型鮮魚店『魚市場 旬』がマジでスゴい
その17:畑で収穫したての野菜を無人販売している。
その18:JA(農協)点在。
その19:23区最後の牧場がある。
その20:はっきりいって、田舎だ。
その21:とはいえ練馬区民を田舎者扱いすると、「都会とか田舎とか関係ないだろ!」と、涙ながらに主張するほど傷つけてしまうので禁句。
その22:埼玉に異様に詳しいのが練馬区民。
その23:ららぽーと といえば、豊洲じゃなくて新三郷。
その24:練馬のファミリー層は、週末都内より埼玉にいる率のほうが高い(例:朝霞のラウンドワン、新三郷ららぽ、北戸田イオン、越谷レイクタウンなどなど)
その25:関越インターは練馬の誇り。
その26:笹目通り沿いはなぜか車屋だらけ。
その27:吉祥寺行きのバスがあるからとうっかり乗ると、1時間以上乗車することになるので、心して乗車すべし。
その28:隣の板橋区、吉祥寺(武蔵野市)、杉並区へのアクセスが悪すぎて、直線距離の割に大きく迂回するハメになり無駄に遠い。
その29:基本的にどこも近くないのが短所。
その30:だが、意外とどこもそんなに遠くないのが長所。
その31:どこに行くにも20~30分はかかる。
その32:歩こうが車だろうが電車だろうが、大体20~30分はかかる。
その33:チャリが一番早い。
その34:チャリならだいたい5~15分でつく。
その35:谷原のガスタンクがサビてくると「ガス漏れするんじゃないか」と不安がつのる。
その36:その不安は、塗装し直されてツルツルぴかぴかになると、「ただ塗り直しただけ」なのに一気に解消する。
その37:病院に行くと高確率で「プレジデント」と一緒に「練馬本」も置いてある。
その38:選挙前になるとラガーシャツ姿の すがわら一秀との遭遇率が急上昇
その39:かつてガッツ石松が練馬から区議会議員に出馬して落選したことはもはや記憶の片隅に追いやられている。
その40:たまにあき竹城をみかける。
その41:江古田駅があるのは練馬区で「えこだ」と読むが……
その42:新江古田駅は中野区にあり、読み方は「しんえごた」である。
その43:大江戸線の終電はかなり遅くまであるのが魅力的。
その44:練馬区役所の豪華さは異常。
その45:練馬の酉の市の混雑っぷりも異常。
その46:『としまえん』の需要がよくわからないが、実は幼い子連れには使い勝手がよく地味に便利だし、成人式に使うのだから絶対必要。
その47:「美少女仮面ポワトリン」のオープニングで光が丘公園が一瞬写る。(※参考画像あり)
その48:光が丘団地は「踊る大捜査線」のロケ地である。
その49:笹目通りではたまに、暴走族ではなく単発で暴走する「ひとりベーツク」が出没する。(※参考画像あり)
その50:練馬は生きている。

参考リンク:練馬本
執筆:DEBUNEKO
イラスト:マミヤ狂四郎
Photo:RocketNews24.

▼その03:練馬区のアコレ版図
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▼その15:オーストラリアと一致。この図によると、田柄は練馬のケアンズ、羽沢は練馬のゴールドコースト、大泉学園は練馬のダーウィンである。さらに、石神井・高野台・谷原・三原台の境目あたりにエアーズロックがあることになる。
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▼その16:四国とも一致。あなたのお住まいのエリアどこだろうか。
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▼その47:ポワトリンのOPの……

▼ココ‼︎
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▼その50:『ベーツク』とは、「ベーツク ベーツク ンべベベベーツク」という効果音で暴走するヤンチャな青年のことである。主に田舎に生息している。
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▼ぬりえもあるぞ。
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