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テクノロジーの進化に伴い、多くの業界がロボット技術を取り入れるようになり、「人間など必要なくなる時代が来るのでは?」と思わせるほど精巧なロボットが開発されている。

そんななか、全てロボットによって運営されるホテルが我が国に登場すると、海外で大きな話題を呼んでいる。人間ソックリなロボット従業員が宿泊客の対応をするというのだが、ホテルの名前が、なんと「変なホテル」というのである!

・「変なホテル」がハウステンボスにオープン!!

海外で話題となっている人型ロボットが接客してくれる「変なホテル」は、2015年7月17日、長崎県のハウステンボスにてオープンを予定している。

ホテルに入るとフロントで宿泊客を待っているのは、人間の従業員ではなく人型ロボットだ。女性をかたどったロボットはホテルの制服を着て、瞬きもすればアイコンタクトまでして、息をしているようにも見えるとのこと。さらに、日本語と中国語、韓国語に英語と4カ国語に対応できるのは、ロボットならではの機能だろう。

10体あるロボットのうち、3体はフロントデスクで待機し、サービス係に4体、残りの3体は掃除係に割り当てられている。

・全てをテクノロジーで管理

チェックインとチェックアウトは、全て宿泊客によるセルフサービス。よって鍵の受け渡しはなく、顔認識システムによって部屋へ出入りを行えるようになっている。何だか映画に出てくるような、近未来感覚のホテルだ。そして、顔で認証されたくない宿泊客には、非接触 IC カードも用意されている。

また、タブレットで部屋の設備を操作し、空調は最新技術の輻射(ふくしゃ)式天井冷暖房を装備。輻射式とは、天井に取り付けたパネルに温水を流して人体の熱放射を抑えることにより、暖かさを感じることができる仕組み。

冷房の場合は逆で、冷水をパネルに流して人体から熱を奪うことで、涼しさを感じられるのだ。このシステムは省エネにもなり、環境に優しい次世代の冷暖房と言える。

・気になる宿泊料は!?

これだけの設備や最新テクノロジーが取り入れられているとあっては、宿泊料が高くつくと思う人もいるだろう。しかし、意外にも宿泊料はシングル1室1泊7000円から、ツインは1泊9000円からのオープンプライス(オークション方式)。タイミングが合えばお手頃価格で泊まれそうだ。

・海外ネットユーザーの反応は!?

社長の沢田秀雄氏は世界市場に進出する方針だそうだが、人型ロボットが接客するホテルについて、海外ネットユーザーの反応はいかほどのものなのだろうか? そこでユーザーのコメントをいくつかピックアップしてみた。

「気味悪い……」
「こんな奥さんロボットが欲しい!」
「『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』じゃなくて『GHOST IN THE HOTEL』だな」
「ロボットが普及しすぎたら、失業者が増える可能性もあるんじゃない?」
「イギリスのホテル従業員よりは接客が良さそうだ」
「ロボットが活躍しすぎて反乱が起きる映画『ウエストワールド』みたいにならなきゃいいけど」

人間が管理していないだけに、やりたい放題する宿泊客が現れる可能性もあれば、ロボット相手だけにクレームをつける客が出ない可能性もある。変なホテルは、2015年2月1日より公式サイトで先行予約を開始しているので、長崎を訪れる機会がある人は宿泊を検討してみてはどうだろうか。

参照元:変なホテル「ハウステンボス」ニュースリリースGoogle MapMail OnlineJapan Times(英語)
執筆:Nekolas

▼ハウステンボスの地図