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誰もが夢中になって遊んだ! でも今では忘れられてしまった!! そんなゲームを紹介するこの企画。今回はカプコンから発売されていたスーパーファミコン用ソフト、『ファイナルファイト』である。

このゲームは今から25年前の1990年に発売されたアクションゲームだ。元々はアーケードゲームであったが、スーパーファミコン発売とほぼ同時に移植された。単純操作で爽快アクション、適度な難易度もプレイヤーたちの心をガッチリと掴んだ名作ゲームである。

・単純な操作とストーリー

ゲームの概要としては、横スクロールのアクションゲームであった。雑魚キャラを倒しつつ進むと各ステージの最後にボスがいて、ボスを倒せば次のステージ……といったシンプルな構造だ。プレイヤーは「コーディー」か「ハガー」を選択しゲームを開始する(アーケード版に登場する「ガイ」は選べない)。

ストーリーもわかりやすく、ギャングにさらわれたコーディーの恋人であり、ハガーの娘でもある「ジェシカ」を救出するというもの。余談ではあるがジェシカが妙に色っぽくて、当時中学生だった筆者は異常にドキドキしたことを覚えている。

・難易度自体は高い

それはさておき、操作自体は単純であるものの、異常に強いボスや油断していると痛い目にあう雑魚キャラなど、難易度自体はそれなりに高かった。異常に強いボスの代表格はステージ2の「ソドム」で、攻略法がわからないとここでかなりのライフを消費する。

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ステージの進め方にはコツがあり、例えば「コーディー」なら背負い投げを駆使して、雑魚キャラをどちらか片方に集めるのがポイント。「ハガー」であればジャーマンスープレックス・ジャンピングパイルドライバーの他に鉄パイプ攻撃などが強力で、それぞれの特性も大きな魅力であった。

・「パンチはめ」の習得は必須

中でもコーディーのみが使える通称「パンチはめ」は強力で、“ファイナルファイト最大奥義” ともいうべき技。通常「ジャブ → ジャブ → ボディ → アッパー」のコンボを、あえてボディを反対向きに放ち、ひたすらジャブを打ち続けるのだが、ボスをこれだけで倒したときの爽快感はハンパなかった。

名作と名高いゲームだけあり、今プレイしても十分に楽しめる。当時遊んでいた人ならば、クリアも不可能ではないハズだ。また後にリリースされた「ファイナルファイト・ガイ」も同様に名作であった。機会があればプレイしてみてほしい。

・今回プレイしたゲーム
タイトル:ファイナルファイト
発売元:カプコン
購入価格:500円
評価:☆☆☆☆☆☆☆☆☆★
一言コメント:「横スクロールアクションの傑作。ジェシカがアーケード版くらい色っぽければ100点」

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼キャラ選択画面。それぞれに魅力があった。
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▼ハガー超つええええええええええ!
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▼ジャンピングパイルドライバーは最強や!
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▼コーディーも強い。アンドレは雑魚の中では強かった。
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▼ステージ1のボスはダムド。そんなに強くない。
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▼プレイ動画もあったぞ!

▼カプコンの名作だ!
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