R0004318

2015年2月8日に、幕張メッセで開催された世界最大級のガレージキット・模型のイベント「ワンダーフェスティバル2015[冬]」(以下:ワンフェス)。ワンフェスは企業ブースの他に個人ディーラーも数多く出店しており、とても1日では回りきれないほどの大規模イベントである。

筆者も全てのブースを訪れたわけではないのだが、サラリと見て回る中でも「うお! かっけーー!!」と思わず足が止まるフィギュアも多かった。そこで今回は筆者が独断と偏見で選ぶ、「ワンフェス2015冬で超絶カッコよかったフィギュア5選」をお届けしたい。

・メディコス・エンタテインメント「超像可動・寄生獣」

R0004218

以前の記事でもご紹介したが、超像可動は自由度の高いポージングでお馴染みのフィギュアシリーズである。これまでは「ジョジョの奇妙な冒険」を中心に展開してきたが、漫画・寄生獣がいよいよ登場! 原型段階ではあったものの、かなり期待できるクオリティであった。主人公の「泉新一」以降の続編にも期待がかかる。

・グッドスマイルカンパニー「進撃の巨人・超大型巨人TAKAYUKI・TAKEYA ver」

IMG_2293

進撃の巨人関連のフィギュアは多くあったが、中でも印象的だったのが同作品。表情や筋肉の繊維質はもちろん、奥行きを感じさせる立体感ある造形は見事だった。7万円と高額ではあるものの、家宝レベルの芸術品と言ってもいいだろう。

・りゅんりゅん亭「セーラームーン」

R0004282

個人的には美少女フィギュアには興味がないものの、この作品のクオリティには思わず唸らざるを得なかった。とにかく髪の毛の造形がハンパない! 命が吹き込まれたかのような髪の毛は「なびく」や「はためく」を超え、日本語では形容できないレベルに達している。

・Kinetiquettes「殺意リュウ」

R0004291

大人気ゲーム・ストリートファイターシリーズの「リュウ」が殺意に目覚めた様子を再現した作品。躍動感もそうだが、口の中の細かな造形なども見逃せない。何より、ダークサイド感を「これでもか!」と発する圧倒的迫力があった。

・プレミアムバンダイ「カオスウィングマン」

R0004327

超有名造形師・韮澤 靖(にらさわ やすし)氏が手掛けたウィングマン。シャープさを全面に押し出しつつ迫力ある造形は、ウィングマンを知らない人でも思わず引き込まれるハズ。ダークでありながらスタイリッシュさをとことん追求した芸術品レベルの作品だ。

先述したように全てを見て回れなかったのは残念であるが、興味がないジャンルでも「お!」という作品に出会うことが多いワンフェス。未体験の人は、宝探し感覚で出かけてみるといいかもしれない。興味がある人は次回7月26日に開催される『ワンフェス2015夏』に出かけてみよう!

参考リンク:ワンダーフェスティバル
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼メディコス・エンタテインメントの超像可動「寄生獣」だ。新一くん以降のラインナップはあるのか?
R0004218

▼グッドスマイルカンパニー「進撃の巨人・超大型巨人TAKAYUKI・TAKEYA ver」は奥行きが見事!
R0004146
IMG_2293

▼りゅんりゅん亭の「セーラームーン」は髪の毛がスゴイ!
R0004282
R0004280

▼Kinetiquettesの「殺意リュウ」はダークサイド感がよく出てる!
R0004298
R0004291

▼プレミアムバンダイの「カオスウィングマン」はスタイリッシュの究極系! ただただカッコいい!!
R0004327
R0004318

▼宝探し感覚で出かけてみよう!
R0004257