Screenshots  2015-02-09 19.29.55_580px

新しい情報が公開となるや、すぐさまニュースとなって拡散される『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』、通称エヴァ。先日の動画公開に引き続き、新たな動画が公開され、そのクオリティが話題だ。

常に何らかの衝撃を与えてくれるのがエヴァの最大の魅力だが、今回公開された動画も、再生早々に「!!!!!」という衝撃を与える内容となっていた。内容はというと……?

・まるで実写のようなCG

今回の動画も、前回と同じく「日本アニメ(ーター)見本市」というサイト上での公開で、動画は全体で約6分半、本編は4分弱。今までも演出にCGは駆使されていたが、あくまでイラストをベースとした利用であった。だが今回はなんと、「エヴァンゲリオン」そのものが3DCGでリアルに再現されている!

従来の二次元イラストで描かれるエヴァは、 “ヒト型” の戦闘ロボットというイメージが強く、そこにパイロットが搭乗し、心身一体となることで「ヒトの心を持つロボット兵器」になる……といった描写にとどまっていた。

・動きが人間そのもの

しかし今回のエヴァは、まさに「ヒト」! 実写のようなリアリティーにより、エヴァが人の造りし「人間」であることが見事に再現されている。千鳥足でフラフラと歩き出し、頭を抱え頭痛を訴えているかのような無号機の動きはとにかくリアルだ。

さらに、綾波のものと思しき「ここにいるよ」の声に突き動かされるように走り出し、ビルを発泡スチロールの壁のごとく突き破る無号機は、風雲たけし城やアメリカ横断クイズを彷彿とさせ、完全にヒトである。

evagerion_500px
evabirutoppa2_500px

・どことなく旧作エヴァの世界観

動画全体を通して感じるのは、前作「Q」と同時上映された『巨神兵東京に現わる』のような、特撮風な作品であるということ。さらに、エンディングの単調なリズムを刻むピアノは、事態の深刻さと余韻を絶妙に演出しており、旧作にもよく使われていた演出だ。

このほか、「無号機」という呼び方や、初号機に似たカラーリングなどからも、旧作エヴァをモチーフとしているようにも感じる仕上がり。旧作エヴァの世界観が、最新技術によって、リアルに再現されたような印象だ!

・「別」の世界で何が起きたのか

動画の説明には、「別の場所、別の時」という言葉が使われている。荒廃した都市は外国のような風景にも見えるが、「別」というのは単に舞台が日本ではないというだけなのだろうか?

終盤は真っ赤な海に、爆発痕か、無数の穴……。そして、『evangelion:Another Impact(Confidential)』の文字で幕を閉じる。直訳すると『エヴァンゲリオン:もう一つのインパクト(極秘)』といったタイトルが意味するものは何なのか。そして、そのインパクトは一体何によってもたらされたのか?

・今夜22時よりニコ生で作品解説!

引き起こされた事態は、新旧これまでのインパクトと酷似している。壊滅的なダメージのなか、生き残りをかけた生存者たちが、エヴァ無号機によって何かに対峙しようとしているのは明らかだが……。それが使徒のような敵なのか、インパクトを防ぐためなのか、あるいはインパクトを引き起こすためなのか……?

謎は深まるばかり。そんななか、今夜22時よりニコニコ生放送にてこの動画の解説番組が放送とのこと! 果たして、これらの尽きない疑問は一体どのくらい解決するのだろう? 気になる人は是非視聴してみよう!

(訂正とお詫び)当初生放送の開始時間を「21時」としていましたが、正しくは「22時」の誤りでした。訂正し、お詫びいたします。

参照元:日本アニメ(ーター)見本市ニコニコ生放送
執筆:DEBUNEKO
イラスト: マミヤ狂四郎

▼ぬりえもあるよ。
evagerionnueri_580px

▼沼の色と◯×は自由だよ!
evabirutoppa-urie_580px