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先日、とあるドラマを観ていたところ、次のようなシーンがありました。父親と二人暮らしの娘が、ひょんなことからひとつ屋根の下で暮らすことになった男性の、おそらく風呂上がりという設定だったのか、上半身ハダカの姿を目の当たりにして、キャッと頬を赤らめ顔を手で覆うシーンです。ここでは、「男性の上半身ハダカ」に関して問題提起したいと思います。

・下半身モロ出しならまだしも……

筆者の率直な感想は、「そこ、恥ずかしがるところか?」でした。いや、これが下半身ハダカなら恥ずかしがるのも頷けます。しかし、下半身はきちんとズボンをはいていて、ハダカだったのはあくまでも上半身のみ。オトコのカラダを知らないわけがなかろう成人女性が、キャッと頬を赤らめるのは、いささか不自然に感じたのです。

しかしこれは、あくまでも筆者個人の感想。ドラマのワンシーンとして描かれているということは、世間一般的には何らかの需要があると想定されます。世の男性陣は、己の上半身ハダカ姿に対して、キャッと頬を赤らめる女性を求めている証しなのかもしれません。

・「男のカラダ、ヒャッハー!」の本音は隠して!

考えてもみれば、上半身ハダカの男性に対して、「ええカラダしとるのう、ガッハッハ」と豪快に笑う女性よりも、キャッと頬を赤らめる女性の方がうんと可愛いです。三十路熟女の皆様、何らかの弾みで男性の上半身ハダカを目の当たりにした際は、キャッと頬を赤らめ、手で顔を覆いましょう。「男のカラダだ、ヒャッハー!」が本音だったとしても、その本音は封印しておくべきなのです。

・無反応は相手を誤解させるかも

ドラマの設定と同じように、もし仮に筆者が父親と二人暮らしで、そこに同年代の男性が同居することとなり、風呂上がりに上半身ハダカの姿を目の当たりにしたら……。さすがに、「ええカラダしとるのう、ガッハッハ」とは言いませんが、特に何ら反応もせず、「ビール飲む?」など、普通に話しかけていたと思います。

無反応からの普通会話は、決して間違いではないでしょうが、「このオンナは、オトコのハダカを見慣れているのか?」と、あらぬ疑惑を持たれるかもしれません。そう考えると、やはりベストは、頬を赤らめつつの「キャッ」なのです。

最近は、男女共同のシェアハウスも少なからず存在する時代です。そのほか、来月はお花見シーズンですから、宴会芸として腹踊りを披露すべく上半身ハダカになる男性もいるでしょう。そういったシーンにおいては、「無反応からの普通会話」でもなく、「ええカラダしとるのう、ガッハッハ」でもなく、キャッと頬を赤らめましょう。

恋愛コラムニスト: 菊池美佳子 Twitter / ブログ
Photo:Rocketnews24