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アクション映画に欠かせない武器といえば、おそらく多くの人は “弓矢” を思い浮かべるだろう。それもそのはず、『ランボー』シリーズ、『ロード・オブ・ザ・リング』、『ロビン・フッド』など、さまざまな映画で弓矢は使用されているからだ。

そして弓矢で遠く離れている敵を射抜く姿は、最高にカッコイイものだが、現代最強の弓使いによると、映画は間違った使い方をしているらしい。一体、どういうことなのか。動画「Lars Andersen: a new level of archery」でレクチャーしてくれているので確認してみよう!

・間違いを指摘

動画に登場する男性の名前は、ラース・アンダーソンさん。彼は弓矢の名手として有名で、いかに効率よく弓を射るにはどうすればいいのかを日々研究しているそうだ。この動画は、いわば彼の集大成でもある。

・いざ実践

再生すると、早速彼の実践が始まり、まずは束ねた弓矢はどこに置いておくのかに焦点を当てられる。映画では背負った筒の中に入っているのがオーソドックスだが、彼はこれを真っ向から否定。こぼれ落ちるのを防ぎ、よりスピードを追求すると、右手に持っておくのがベストだという結論に至る。

続いて彼は弓矢を射る際の位置についても指摘。映画だけでなく、現代では弦の左側を弓矢が通るが、彼は弦の右側を選択する。レクチャー動画を見ていると、確かに連射を追い求めるのであれば右一択。古代の画も右側を通っているのもおもしろいポイントだ。

・納得の内容

その後も過酷な状況で、早撃ちを実践し、自分のやり方が理論上一番早いということを説明するラース・アンダーソンさん。彼に技術があるからだろうが、その姿を見ていると、何だか本当に映画が間違えているような気分になってしまう。もちろん、彼が絶対ではないが……。

ちなみに彼は、失敗しようものなら大怪我に繋がる危険な技まで実践している。しかし「Don’t Try This at Home」(家でやったらダメ)という注意書きも出ているように、一般人がやると危険極まりない。絶対に真似だけはしないようにしよう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし