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海外の映画やドラマでは、表向きのビジネスとして店舗やオフィスを構えて裏で違法取引をする設定がよくある。だが、これはあくまでフィクションでの話。店舗を構えれば家賃を払う必要がありコストがかさんでしまうので、実際に表向きのビジネスを行う犯罪者はあまりいない。

ところが家具屋を装い、裏で大量の大麻を栽培していた男が逮捕され、その洗練された手腕に当局もビックリしているというのである!!

・架空の店舗や会社を構えてマネー・ロンダリング

アメリカでは、銀行に1万ドル(約118万円)以上入金する場合、IRS(国税丁)へ通知が行くことになっている。ということは9999ドル以下なら、どんな手段で手に入れた金でも報告されることはないというわけだ。しかし、犯罪や不正取引で大金が入って入金が必要になった場合、表向きのビジネスがあれば、合法的に銀行に金を預けることができる。

そこで映画やドラマでは、犯罪者が店を構えたり架空の会社を設立して、マネー・ロンダリングする設定がよく見られる。

・家具屋を隠れみのにマリファナを栽培

そんななか、米カリフォルニア州サンタクララで家具屋「Gilroy Furniture & More」を営んでいるフック・グエン(39歳)が、大麻の栽培を行っていたとして逮捕された。

当局の調べによると、店舗に家具を配置して家具屋に見せかけてはいるものの、完全に裏ビジネスのための隠れみのとしてだけ利用されていたとのこと。

・1000株もの大麻株が押収される!

そして見せかけ店舗の裏では、実際の金儲けが行われていたのである。なんと1000株もの大麻が栽培されており、50ポンド(約23キロ)分の加工された大麻が発見されたのだ!! グエンが大麻ビジネスで手にする価格は、200万ドル(約2億2350万円)になるとも言われている。それだけ稼げれば、細々と家具を売る必要はないだろう。

・まるで映画やドラマ級の洗練されたビジネス

事件を担当した捜査官は、「裏ビジネスの隠れみのとして、実際に表向きの商売をやっている犯罪者はあまりいません。映画やドラマを見て、犯罪者がよく使う手段だと思っている人は多いですが、ここまで巧みに、表と裏のビジネスを運営し分けているケースは稀です」と、グエンの手腕に驚いてる様子だ。

・大麻ビジネスの黒幕を暴ける可能性も

家具屋の店舗で現行犯逮捕されたグエンの保釈金は、20万ドル(約2350万円)に設定されているとのこと。一般からのタレ込みで、当局が他の大麻栽培ビジネスを取り締まった際に、グエンの裏ビジネスが明るみにになったという。グエンの逮捕により、大麻ビジネスの黒幕を暴ける可能性があると当局は見ている。

さらにグエンは、大麻栽培にかかった8万ドル(約950万円)相当の水道代と電気代を回避するために、火事を起こしてメーターを誤魔化そうとしていたという。捜査官が言う通り、かなりズル賢い男だったようだ。

参照元:DAILY NEWSNBC BAY AREASUN NEWS(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.