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2015年1月30日、東京に珍しく雪が積もるほど降った。雪もさることながら外の気温も超絶寒く、もやしっ子の東京都民は温かい鍋でも食べていないと寒さで冬眠してしまうレベルである。

ロケットニュース24編集部の「しゃぶしゃぶ兄弟」であるGO羽鳥と和才記者いわく、そんな日にこそ食べて欲しい鍋「寒中しゃぶしゃぶ」なるモノがあるらしい。しかも雪が降った日でないと、絶対に食べられない期間 “超” 限定の鍋なのだそうだ。

美味しいしゃぶしゃぶを追求する2人がそこまでおススメするなら、ぜひ「寒中しゃぶしゃぶ」がどんなものか知りたい! 今から準備を始めるというので、さっそくついていくことにした。

・積もった雪を集める

まずは編集部近くの駐車場へ行き、軽自動車の上に積もった氷を鍋にかき集める。さらに花のうえに積もった雪や、滑り台の上に積もった雪、自転車のサドルの上に積もった雪など、白くキレイに積もった雪ならとにかく鍋にブチ込んでいた。衛生的には大丈夫だろうか?DSC00192

・まずは普通にしゃぶしゃぶを楽しむ

この雪を使って しゃぶしゃぶ をするのかと思いきや、そうではなく別で使うらしい。しゃぶしゃぶ鍋はGO羽鳥こだわりの、水1:酒1の割合の出汁に「にんにくスライス」を入れたもの。

まずはその出汁で普通にシャブシャブし、ネギと大根おろしを入れたポン酢で食べる。酒のパワーで肉の臭みも消え、相当ウマいようだ。そして次にやっと、集めた雪の出番である。

なんとシャブった肉をそのまま雪の上に乗せ、肉が乾かないスピードでサッと冷やす! 冷水だと旨味が水に逃げてしまうが、雪を使用することで旨味そのままキープの、実に美味しい冷しゃぶも楽しめるという。dsc00214_580px_500px

・和才記者も絶賛

和才記者も「コレはメチャクチャうまいです! 普通は冷しゃぶと温しゃぶって一度に食べないと思うんですけど、すごい贅沢ですね! しかも雪を使うから氷代もかからないし、コスパもいいですよ!」と大絶賛。DSC00224

──さらにGO羽鳥いわく、

「暖かい部屋で温かいしゃぶしゃぶを食べるうちは、まだまだ “しゃぶしゃぶ初心者” と言わざるをえない。『温かい石焼いも』を寒い場所で食べると強烈にウマいのと一緒で、アツアツの しゃぶしゃぶ も、寒けれりゃ寒い場所で食べるほうが格段に美味しい。

だけど熱いモノを食べ続けると、どうしても舌がヤケドしたりするから、そういうときに同じぐらいウマい冷しゃぶを同時に食べると……舌的にも最高なんだ。

天然の雪を使うことでコストもかからないし、表面積が広いから熱もすぐ取れる。これぞ “雪が降ったあとしかできない究極のぜいたく料理” なんだよ。期間限定どころか、期間 “超” 限定のグルメだね。

どんなに美味しいのかを例えるならば、“クソ寒いベランダで全裸になって食べても自分が裸なのに気づかないレベル” といった感じ。やってみないと分からないだろうけども」(GO羽鳥談)

──とのことだった。ちなみにポイントとしては、道路に落ちている黒っぽい雪を使うとお腹を壊す可能性があるので、なるべく白くて綺麗な雪をつかうことがコツなのだそうだ。

「しゃぶしゃぶ」と「冷しゃぶ」を、一度に二度食べたいというしゃぶしゃぶマニアの人たちならば、一度試してみるのも良いかもしれない。ただし、風邪はひかないように気をつけよう。

Report:なかの
Model:しゃぶしゃぶ兄弟(和才雄一郎GO羽鳥
Photo:Rocketnews24.

▼まずはそこらへんで雪を集めていく
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▼道端の汚い雪は使うとお腹を壊すからダメらしい
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▼特にノーコメントだがものすごく美味しいらしいぞ
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