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漫画『スラムダンク』に出てくる名言のひとつに、三井寿の「落とす気がしねえ」がある。これは体のバランス、指先のかかり具合、手首の返しがピシャリと合えば、ボールを放った瞬間にシュートが決まることを確信した際の言葉である。

とはいえこれは漫画の世界。現実ではそうすべてがうまくいくものではないのだが……なんと先日のNBAで “1クォーターで37得点” も叩き出した選手がいたぞ! そしてその光景は、動画「Klay Thompson’s Every Made Basket in Record Breaking 37-Point Third Quarter」で確認可能だ!

・NBA新記録

NBAの新記録にもなった「37得点」が生まれたのは、2015年1月23日サクラメント・キングス vs ゴールデンステート・ウォリアーズの試合。動画では、11番を着けたクレイ・トンプソン選手に注目していただきたい。

・百発百中

58 − 58という接戦を繰り広げている両者。しかし、第3クォーターでトンプソン選手が無双状態になると、一気に流れが変わる。そう、彼はジャンプシュートを皮切りに、そこから3ポイントを沈めまくるのである。

動画はその一部始終が収録されているのだが、3ポイントだけで実に9本。しかもフリースローを含め、放ったシュートの成功率が100%だからヤバい。シュートを打てば入るというトンプソン選手に実況も半笑い。観客が総立ちなのも納得だ。

・機械のような正確さは必見

まるで機械のような正確さは必見。歴史に名を刻んだプレーは、圧巻の内容となっている。ちなみにトンプソン選手は、試合を通して52得点を記録。彼の活躍もあり、試合は101−126でゴールデンステート・ウォリアーズが勝利している。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし