とあるドラマを観ていたところ、ごく平凡な派遣社員の女の子が、リッチ男性からデートに誘われるシーンがありました。後日、同僚から「どうだった?」と訊ねられ、「ケータイの待ち受け画面が母親の写真だった」と、ため息交じりで答えるオチだったのですが、皆さんは、意中の男性のケータイ待ち受けが母親だったらどうでしょうか?
・相手男性に事実確認を!
まずは落ち着きましょう。のっぴきならぬ事情があるのかもしれません。一方的にマザコン判定を下すのではなく、まずは相手に直接尋ねましょう。尋ね方に関しては、単刀直入に、「それってお母さんの写真?」でオッケー。「ヘンなこと聞いていいかな?」など、余計な前置きは不要です。
・熟女 = 母親とは限らない
「それってお母さんの写真?」に対して、「ノー」が返ってくるケースも想定できます。たとえば、「行きつけのスナックのママさん」とか。ほかにも、「スピリチュアルスポットの霊能者。彼女を待ち受けにすると金運がアップするんだぜ」など。
ママさんだとしたら、彼のことはお客としか思っていないでしょうから、大して心配することはないでしょう。「待ち受けにすると金運が~」など語り出すほうが、よっぽど注意信号です。稼ぐための実質的な行動が伴っている人物ならまだしも、何の努力もせずに金運アップを目論むようなタイプだったら、さっさと見切りをつけるべきでしょう。
・マザコン認定後の身の振り方
「それってお母さんの写真?」に対して、「イエス」の場合。縁起でもないですが、たとえばお亡くなりになったばかりなどの事情があるのかもしれません。ご病気で余命宣告を受けているケースもあるでしょう。
そうではなく、眩しい笑顔で、「ママンが大好きだから待ち受けにしているのさ」と、返ってきたら……。残念ですが、彼をマザコン男と断定せざるをえませんね。
しかし! 彼がマザコン男であるということは、単なる事実であり、肝心なのはそこからです。「マザコンだろうと、彼を愛しているから」とか、「マザコンだろうと、彼は石油王で大金持ちだから」と割り切るのか、「マザコン男は先行き不安!」と、バッサリ斬り捨てるのかは、自分次第。
いずれにせよ、待ち受け画面のお母様に対しての、「BBA!」などの暴言だけは絶対に控えましょう。