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日本は島国なだけに、どこへ行くにも海を越えるので文字通り “海外旅行” になってしまう。ビジネスクラスやファーストクラスにでも乗れない限り、長時間にわたるフライトは辛いものがある。だが飛行時間がたった10分なら、「海外へ行こう!」と気軽に思える人が増えるのではないだろうか。

そんな少し羨ましくなってしまうような、世界最短のフライトが誕生するとのニュースが話題になっているので紹介したい。オーストリアの格安航空会社 FlyNiki が “世界一短い国際便”と称して、飛行時間わずか10分の新規ルートを開始すると発表したのだ。だがサービスが開始されるのが4月1日なため、「もしかして冗談では?」との声も挙がっているのである。

・世界一短い国際便がサービス開始!?

FlyNiki 航空が4月1日から開始すると発表した飛行ルートは、オーストリアのウィーンからスロバキア共和国の首都ブラチスラヴァまでのフライトだ。距離にして約30マイル(約48キロ)で、飛行時間は約10分。10分間では昼寝をする時間もないだろう。

だが、同フライトサービスは2015年4月1日のエイプリル・フールに開始されるため、「話題作りで冗談半分でやっているのでは?」とも言われている。しかし同社は、しっかりオンラインでウィーンからブラチスラヴァまでのフライト予約を受け付けているので、冗談でやっているとは思えない。ちなみに航空券の値段は、29ユーロ(約4000円)で販売される予定だ。

・世界一短い国際便に意を唱える人も

“世界一短い国際便” と呼ばれているが、なかにはカメルーン航空が飛ぶコンゴ民主共和国の首都キンシャサと、コンゴ共和国の首都ブラザヴィル間のフライトが一番短いと言う人もいる。

両都市間は約20マイル(約32キロ)なので、距離としてはウィーンからブラチスラヴァ間より短い。しかしカメルーン航空のフライトは時間がかかるとのことで、スピードの観点では FlyNiki 航空に軍配が上がりそうだ。

・世界一長い国際便は飛行時間が17時間!

ちなみに世界一長い直行国際便は、カンタス航空のシドニーからアメリカのダラス市までのフライトで、飛行距離は8500マイル(約1万3700キロ)。なんとフライト時間は17時間にもおよび、エコノミークラスだったら何とか避けたいフライトである。

そして一番短い国内便は、ローガンエアー航空が飛ぶイギリスのウェストレー島からパパ・ウェストレイ島間のフライトだ。両島間の距離は1マイル(約1.6キロ)にも満たないので、たった47秒で着いてしまうそうだ。

FlyNiki 航空の新規飛行ルートが冗談なのかどうか定かではない。だがGoogleマップによると、ウィーンからブラチスラヴァまで車で行けば55分かかるので、飛行機を利用した方が早いのは確かである。

参照元:Google MapTravellerMashableThe Telegraph(英語)
執筆:Nekolas