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未確認飛行物体、通称UFOが人類の歴史上に登場したのは、紀元前329年のこと。アレクサンドロス大王が2つの銀盤に攻撃され、その場に居合わせた象、馬、家来たちがパニックになったとの記録が残されている。

そんなに大昔から “存在” し、今でも謎を秘め続けるUFOについて新情報が入ってきた! なんとあのCIAが「1950年〜60年代に目撃されたUFOの半数は、ウチの航空機だよ」と告白したのである! そうだったのか!!

・UFOの正体はスパイ偵察機

アメリカの情報機関『中央情報局(CIA)』 。海外ドラマや映画、名探偵コナンなんかにも登場するので、日本人にもおなじみの名前かと思う。そんなCIAが、「1950年代から60年代にかけて目撃されたUFOの半数は、ウチの航空機 “U-2” だよ」と発表したのだ。

U-2とは、スパイ用に開発された高高度偵察機のこと。その真っ黒な外観から「黒いジェット機」「ドラゴンレディ」なんて異名を持つ。

・CIA「実は私たちだったのです」とツイート

「そんな昔のことをナゼ今?」という疑問が頭をもたげるが、このところCIAはTwitter上で『2014年に読まれたCIAの資料 トップ10』なるものを発表しており、その第1位の資料『CIAとU-2計画 1954年〜1974年』について、こんな言葉を添えたのだった。

「50年代に何度も報告された見慣れない飛行物体の正体は? 私たちだったのです」。

・高度1万8000メートルを飛ぶ “U-2”

つまり、1950年代に目撃報告されたUFOの正体は、CIAの航空機だというのが彼らの主張だ。資料によれば、当時のUFO目撃情報の多くが、民間や軍用の航空機を操縦するパイロットから寄せられたもので、目撃時間は夕方に集中。太陽が地平線の向こうに沈む時間だ。

そして、それぞれの航空機の飛行高度はU-2が約1万8000メートルなのに対し、当時の民間機は約3000 ~ 6000メートル、軍用機は約1万2000メートルだ。空の高いところを飛行するU-2。その翼に反射した地平線の向こうの太陽の光を、ずっと下を飛行するパイロットが目撃し、UFOと見間違えたのではないかということである。

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・「あんなに高いところを航空機が飛ぶはずない! → UFOだ!!」という思い込み

1950年代の当時は、高度1万8000メートルもの高いところを人類が飛ぶことができるなんて誰も信じていなかった。そのため、「U-2に反射した光を見る → 宇宙人の円盤だと思い込む」という誤解の図式が出来上がったのではないか? その証拠に、U-2の飛行高度が1万8000メートルに達した時期に合わせて、UFOの目撃情報も増えたと、CIAは述べている。

この CIA の見解をどう思われるだろうか? UFO情報サイト『UFO Evidence』によると、過去50年で寄せられたUFOの目撃情報は、何十万件に上るものと推定されるという。

そんなに多いのなら、確かに少しくらいはCIAの航空機であっても不思議ではない。しかし同時に、その何十万件の内に1つくらいは本物のUFOが混ざっているのでは……なんてまた UFO への思いが募るのだった。

参照元:TECH TIMESnews.com.auUFO EvidenceYouTube、Twitter @CIA(英語)チャイナネット
執筆:小千谷サチ

▼CIAさんの告白

▼これが U-2だ! 黒いボディがカッコいい!!