さあ、もう2014年もあと数時間で終わっちゃう! なのに私(筆者)は今もバリバリ仕事をしている! 今年中にやるべきことが絶望的に終わってない!! そんな状況だからこそ、しんと心を落ち着けて、私の『2014年私的ベスト』を選出してみたい。

誰がどう見ても今年の私は「迷惑メールの年」であり、当然ながら「LINE死闘」と「似顔絵の愛子」がワンツートップであることは明白なのだが、あえて【実録】迷惑メールシリーズは排除しての私的自己満足ベスト5を選んでみた。5位からどうぞ!

第5位:【図解】オナラの種類を矢印で表現したらこうなった

精神的にマイっていた今年のはじめごろ、プッとオナラをした瞬間に「ハッ」と気付いたひらめきが、屁を矢印で表現するという現代アートだった。2014年の自分記事を振り返ってみると、やたらと屁ネタが多かったことも、つい先ほど判明した。Screenshots  2014-12-31 13.38.01_500px

なお、この図解シリーズの続編「男性の尿の軌道を野球のピッチングで表現したらこうなった」は、よく見るとピッチャーがヤンキース入団直前の田中マー君だったり、野茂だったり藤川球児だったりと、なにげに芸の細かい野球ネタも入っている。Screenshots  2014-12-31 13.39.55_500px

第4位:【ライフハック】Amazonで977円で売っているカシオの銀色デジタル腕時計を黄色い油性マジックで塗ったら超ゴージャスな「ゴールドウォッチ」になった!

ここ10年ほど、腕時計をつけない生活が続いていた。しかし、なんとなく昔につけていたカシオのG-SHOCKを秋ごろから使い始めてみたら、実は便利なことが判明。ならば新しい腕時計が欲しいなァ〜と思っていた時に知ってしまったのが、カシオの復刻版「ゴールドウォッチ」だったのである。海外限定モデルで、日本では未発売。10852749_1565456877033000_1577758861_n_500px

ゆえに並行輸入品なので価格が高い。でも欲しい……ということでカシオの銀色デジタル腕時計(977円)入手して、ゴールドウォッチの逸話を沢井メグ記者に話してみたところ、「塗ってみては?」との言葉が出た。即実行、それがコレだ。なお、この腕時計ネタの続編も入っているGO羽鳥の「GOGOライフハック」シリーズも要チェクだ。926558_1595142464042390_2053342244_n_580px_500px

第3位:980円の中古車を買ってみた!

クルマネタを考える時は、つねに なかの記者が横にいる。会社用のクルマが欲しいね……とかなんだとか話しているうちに「ありえないくらいに安いクルマを買おうぜ」という結論に達した。調べに調べて見つけたのが、この980円ミニカである。minica1_500px

名古屋の中古車屋さんでクルマをピックアップして、ひとり一路東京へ。車内にGoProを取り付けて、「この車は〜」との解説シーンも撮影した。富士あたりでなかの記者と合流し、「徹底的にイイ絵を撮ろう」と、静岡あたりをグルグルした。動画に “東京とは逆方面に向かうシーン” が映っているのは、そのためである。Screenshots  2014-12-31 14.01.27_500px

第2位:【動画あり】iPhone6の「映画レベルのビデオ手ぶれ補正」は日本最強の電動マッサージ機『スライヴ』の振動にも耐えられるのか検証してみた

iPhoneにおける “新機能(乳首)” がらみのネタは、メカに強い男・かわらのとタッグを組んで実行する。佐藤記者が徹夜して手に入れた “世界一早くゲットしたドコモのiPhone6” と共に、タクシーに乗って編集部へ向かう途中のこと。Screenshots  2014-12-31 14.22.20_500px

私とカワラノは「iPhone5の乳首認証」を超えるネタを、タクシー車内で考え続けていた。とりあえずiPhone6でも乳首認証はやるとして、他にもう1発……とウンウンうなっていたときに、私はピーンとひらいめいた。「電マはどうか」と打診した。denma_500px

しかしマジメなカワラノは、「……」と1度は電マをスルーした。表現を変えて「日本最強の電動マッサージ機スライヴで震わせてみるのはどうか!」と迫ってみると、カワラノもハッと表情が変わり、「それいいいですね!」となったのだ。Screenshots  2014-12-31 14.26.00_500px

第1位:【レジェンド謝罪】漫画家マミヤ狂四郎が さいとう・たかを先生に直接「7年前に『ゴルゴ13』をトレースして漫画を描いてしまいました!」と謝ってきた

何かピンチがあったとき、私は必ず「ゴルゴ13ならどうするか」と考える。真のプロフェッショナルなら、この局面をどう切り抜けるのか。心のバイブル、それが『ゴルゴ13』であり、作者さいとう・たかを先生は、私の中のゴッド・オブ・ゴッド。golgo0_500px

そんな神様にガチンコで謝罪しに行くという、漫画家人生すべてをかけた捨て身のネタが、私の中での2014ベスト・オブ・ベストだ。7年前にトレースしておいて本当に良かったと思っている。私の師匠であり共著者のクーロン黒沢氏も感動していた。golgo21_500px

ちなみに、さいとう先生は、そう簡単に取材には応じないスタンスをとっているらしい。超有名雑誌の取材すらNGが出たりもするのだとか。それなのに……なぜかロケットニュース24には出てくれたのだ!! きっとマンガ業界も激震したことだと思う。goglo18_500px

──以上が、迷惑メール関係を抜いた記事の中での、自己満足ベスト5だ。

ほかにも今年は「あるあるネタ」をよく書いた。「ファイプロ」や「ホームページ」、「CDR」に「OS9」、そして幼少時代に住んでいた「中目黒」……と、昔を懐かしむ懐古的なネタであり、あるあるというより私の青春そのまんまだ。

今年は本当にいろいろあった。4月くらいから編集長になり、いろいろな不安やピンチも多々あったが、そのたびに “イイ感じの迷惑メール” が目の前に現れて、私の心とロケットニュース24を救ってくれた。2015年も引き続き、ズボンを脱いでのノーガードで戦うぞ!! それではみなさん、良いお年を〜。

執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

【おまけ】GO羽鳥が編集した動画の2014年私的ベスト5
▼第5位:サンの格好してジャッキー・チェンと戦ってきた!

▼第4位:ふんどし雪山バーベキュー(ダイジェスト版)

▼第3位:iPhone6の「映画レベルのビデオ手ぶれ補正」は日本最強の電動マッサージ機『スライヴ』の振動にも耐えられるのか検証してみた

▼第2位:980円の中古車を買ってみた!

▼第1位:軽デート革命 ダイハツ「ハイゼットトラック」

▼自分へのごほうび