2014-12-28_031724

宗教に人種、性別に関しては、21世紀を迎えてしばらく経った今もなお、根強い問題が残っている。そんな事実を証明するかのような騒動が起きて、注目を集めている。

男性学生達が、ポップ歌手のビヨンセ人形と記念撮影した写真が問題となり、“人種差別・女性蔑視だ!” と騒がれているのだ。学生達は処分を受けることとなり、大きな波紋を呼んでいる。

・ほぼ全員白人男性のなかに置かれたビヨンセ人形

米ペンシルバニア大学の男子友愛会「Phi Delta Theta(フィ・デルタ・シータ)」のメンバーが、ビヨンセの “ダッチワイフ人形” と一緒にクリスマスカード用の撮影を行い、この写真が問題となったのだ。ダッチワイフとは、男性がムフフな目的で使用する人形のことである。

写真に写っている総勢29名の男子学生を見ると、ほぼ全員が白人だ。そんななかに置かれたビヨンセ・ドールが、物議を醸しているのである。

ちなみに友愛会とは一種のサークルみたいなものだが、入会には厳しいテストが行われることもあり、メンバーの承認なしに会員になることができない。だが一度入会すれば、様々なイベントやパーティーに参加できて、メンバー同士は兄弟のような絆で結ばれる。

・人種差別や女性蔑視と取られても仕方がない!

ビヨンセ人形は、友愛会のクリスマスプレゼントを交換するイベントで、冗談でメンバーの誰かがプレゼントした物らしい。人形はビヨンセに全く似ていないが、パッケージには「ビヨンセ・ドール」と表示されていたとのこと。

そんな人形と一緒にホリデーカード用の写真に写るとは、「悪趣味なうえ、人種差別や女性蔑視と取られても仕方がない」と、非難が集中してしまったのだ。

・友愛会の活動は一時停止に

学生らは、“深く考えずに間違いを犯してしまった” と大学側に謝罪。だが大学の広報担当は、友愛会の活動を一時停止処分とし、全米友愛会の本部が今回の件を調査に当たるそうだ。

・ネットユーザーの反応は!?

ネット上でかなり話題となっている騒動だが、ユーザーはどう思っているのだろうか!? 彼らの意見をいくつか紹介したい。

「たかが人形だろ!? それにビヨンセどころか1920年代のアニメのキャラにしか見えないけどな」
「確かに悪趣味な写真だけど、ちょっと大げさに騒ぎすぎじゃないかと思う」
「最近は、些細な事で人の気持ちが傷ついてしまうみたいだ」
「友愛会の白人メンバーだから、特別扱いされるとでも思っていたんじゃないのか?」
「男は進化しない生き物だから……」
「ブリトニー・スピアーズの人形だったら問題なかったのか?」

と、大げさに問題を取り過ぎているとの声が多く上がっている。

人種差別による不平等が減少し、女性の社会進出が盛んな時代になったからこそ、人種と性差に関する時事が、さらに敏感な問題となっているような気がする。軽はずみな言動が人の気持ちを害してしまうこともあるので、十分に気をつけたいものだ。

参照元:Fox NewsThe Daly PennsylvanianBUSINESS INSIDERMTV News(英語)

執筆:Nekolas

▼0:20~頃から画面に映るのが問題の「ビヨンセ人形」とのことだ