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たかがTシャツ、されどTシャツ。どんな人でも、“お気に入りTシャツ” の1枚や2枚は持っているはず。そんな「オキニTシャツ」を、ロケットニュース24編集部員たちが自慢気に紹介するのが、持ち回り連載コラム企画『俺のTシャツ』である。

先日お伝えした第1回目に続き、第2回目も私(GO羽鳥)のオキニTシャツを紹介したい。今から20年以上も前に買った『W☆ING ジェイソン・ザ・テリブルTシャツ』だ!!

・中2のときに小遣いをためて購入

購入場所は、かつて渋谷にあったプロレスショップ「レッスル渋谷」。ドアを開けた瞬間に漂ってくる “少し酸っぱい独特のニオイ” が好きだった。ビニールっぽい香りで、ややシンナー臭くもあり、そこはかとなく “海外の香り” を感じていた。

それはさておきジェイソンTシャツ。たしか価格は2500円。プロレス団体「W☆ING」が好きで好きでしょうがなかった中2の時に、小遣いをためて購入した。生まれて初めて買ったプロレスTが、この『W☆ING ジェイソン・ザ・テリブルTシャツ』なのだ。

・最強すぎるデザイン

まず、「黒地に白」というのがカッコイイ。肩口にプリントされている「W☆INGロゴ」も最高だし、“いかにもホラーなジェイソン写真” のまわりに描かれている墓場の情景も最高すぎる。だが、それよりなにより、胸元あたりに描かれている文字「JASON-THE-TERRIBLE」のデザインと、収まり具合が最☆強なのだ!

・植地毅デザインのW☆ING Tシャツ

──今から8年くらい前、外国人プロレスラー「ジプシー・ジョー」が好きすぎる私のために、ライターの植地毅(うえちたけし)さんが、「すっごいレアなジプシー・ジョーの映像があるから、ウチで見よう!」と、家に招いてくれたことがある。

植地さんの家に行くなんて、かなり緊張する “大一番” だ。私は当然のごとく、勝負Tである『W☆ING ジェイソン・ザ・テリブルTシャツ』を着用し、植地邸のドアを開けた。すると……「あ、それ、俺がデザインしたんだよ! 懐かしい!!」と植地さん。

ま、まじか! なんと!! 私はその時、知らなかった。数々の伝説的「W☆ING Tシャツ」を創りだしたデザイナーが、実はライターの植地毅さんであることを……。あまりにもビックリして腹の調子が悪くなり、植地邸のトイレに10分くらい籠城した。

・同じリアクションで2回もスタジオに乱入したジプシー・ジョー

ちなみに “超レアなジプシー・ジョー映像” は……大昔のバラエティ番組の放送中、スタジオに「乱入」してきたジプシー・ジョー。ひと通り大暴してから退場し……たのだが、その10分後くらいに「もう一度、まったく同じリアクションで乱入」というものだった。きっとジョーは、この収録を「2本撮り」と間違えていたのだろう。

執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼正面デザイン
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▼さすがヘインズ、20年経ってもまだ着れる!
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▼でも、さすがに穴が空いてきた
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▼W☆INGプロモージョンの文字もバッチリ残っている
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▼肩口のW☆INGロゴも最高!
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半年前のイベントの時も “大一番” だったのでコレだ
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▼プロレストークに花が咲く飲み会も “大一番” だ
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▼これがジェイソン・ザ・テリブルだ!

▼こちらは放浪の殺し屋「ジプシー・ジョー」。6:17〜からの “イス受け” は必見!!

▼(続き)この試合のジプシー・ジョーはマジのマジでカッコイイ!

▼どう見ても落武者だけど、憧れているのはジプシー・ジョー
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