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『ローストビーフ』といえば、伝統的なイギリス料理のひとつで、日本でも高級な料理として知られている。最近はスーパーでも売っているが、やはりレストランで食べるローストビーフのウマさは格が違う。

そんなややセレブの食べ物であるローストビーフだが、熊本のレストラン「KAWAZOE」が、“日本一高いローストビーフ”を発売開始。なんと年収2000万円以上向けのローストビーフなため、貧乏人はサイトの閲覧も利用も禁止と書かれている。

・貧乏人お断りの理由

もちろん私(筆者)の年収は2000万円に達している……ワケがないので、本当はサイトの閲覧をしてはいけないが、こっそり薄目で閲覧してみると、しっかりと “なぜ貧乏人お断りなのか” についても記載されていた。

気になる “貧乏人お断りの理由” とは……「化学調味料や添加物等で、舌の感覚が麻痺している」、「値段だけでしか物の価値をはかれず、作り手の情熱を軽視する」、「検討違いなクレームを言ってきそう」ということらしい。

年収が2000万じゃなくても、そんぐらい分かるわ! 偏見じゃい!! ──と突っ込みたかったが、もしかすると年収2000万円を超えた人たちは、年収1999万円以下の人とは “大きな差” があるのかもしれない。

・値段なりの価値はたぶんある

ちなみにローストビーフに使用する素材は熊本県阿蘇産の「赤うし」で、最近は黒毛和牛より値段が高いこともある超高級品。それに加えて完全無添加、24時間の手間をかけて調理しているとのことで、2kgで9万9360円(税込)の価値は確かにありそうである。

店主もマイケル・ジャクソンやブラッド・ピット、松井秀喜などのセレブな面々に料理をふるまったことがあるらしいので、かなりの実力派だと思われるし、料理の腕は確かなようだ。うーん、低所得者だけど、ぜひ食べてみたい……。

・普段利用している人から反感を買わないか心配

気になったので KAWAZOE のほかのメニューを見てみると、あか牛のステーキ150gが2900円、ランチは1000円からと、一般的な収入でも利用できそうなお店だった。ええ、コレなら自分でも行けるじゃん! 普段利用している一般人から反感を買われないか心配だ。

以前にも不動産業などで “低収入の人お断り” のような広告を見かけることがあったが、レストランで同様の広告を出したら、クレームが殺到しないのだろうか……? 問題が起きないことを切に願う。

参照元:KAWAZOE
執筆:なかの

▼貧乏人お断りの理由はこんな感じらしい
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▼やはり裕福な人しか買っちゃダメみたいである
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