2jp

日本でも海外のエナジードリンクの人気が上昇中で、レッドブルやシャークといった商品がどこでも買えるようになった。日本の栄養ドリンクとは少し趣が異なるが、カフェインと砂糖がたっぷり入っているドリンクは、景気づけにはピッタリである。

そんな海外エナジードリンクの中でも、日本でもよく知られる「モンスター」のロゴマークが、“悪魔の数字666” を表していると主張する女性が登場。実のところ彼女の主張はかなり興味深く、話題になっているので紹介したい。

・「モンスター」のロゴは “悪魔の数字666”

YouTube で話題となっている動画「MONSTER Energy drinks are the work of SATAN!!!」に登場する匿名女性が、モンスターのロゴは悪魔崇拝と反キリストを促していると訴えている。どうやら彼女はキリスト教関連のイベントで、人々にロゴマークについて説いているようである。

では彼女の主張を紹介しよう。まず、モンスターのロゴとなっている “m” の字だが、よく見ると3本のラインのようになっていて、ラインの間隔が少し空いている。それぞれを個別のシンボルとして見ると、ヘブライ語の “6” と形がソックリで、それが3つあるということは「悪魔の数字666」を意味するというのだ。

・宣伝文句はヨハネの黙示録に関係アリ!?

“666” は、世界の終焉に現れるとされる反キリストの数字だ。聖書のヨハネの黙示録には、偽予言者が現れ反キリストを崇拝するよう導き、「Mark of the Beast System(獣組織の刻印)」を押すと書かれている。

そして、モンスターの宣伝文句として使われている「Unleash the Beast(獣を放て)」は、ヨハネの黙示録に登場する獣を表しているとも主張しているのだ。

・キリストが磔(はりつけ)にされたシンボルも

さらに MONSTER の “O” の字には縦にラインが1本入っていて、よく見ると “O” の上側部分が平らになっており十字架のように見える。女性の話ではドリンクを飲む時に缶が逆さになると、キリストが磔にされた十字架にソックリだというのだ。このシンボルは、悪魔崇拝を象徴しているに違いないと力説している。

・動画再生回数が680万回を突破!

彼女のスピーチを録画した動画は、9日間で再生回数が680万回を突破。動画を投稿した男性は、嫌がらせのコメントや殺しの脅迫まで受けたという。だが、モンスターのロゴが “666” を意味しているとの主張は今回が初めてではなく、以前にもネット上で話題に上ったことがあるそうだ。

宗教にまつわる話題はタブー視されやすいため、物議を醸してしまいがちだ。モンスターを製造販売する会社の言い分を聞いてみたいものである。

参照元:YouTubeabc13abc7myfox8(英語)
執筆:Nekolas

▼モンスターのロゴマークが、“悪魔の数字666” を表していると主張する女性の動画

▼左の写真で “O” が十字架に見えるだろうか? 真ん中の写真がヘブライ語の “6” である
2jp