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サッカーの試合を見ていて息を呑むシーンのひとつにPK(ペナルティーキック)がある。キッカーとキーパーの真剣勝負は見ている方までハラハラドキドキ。ほんの数秒で天国と地獄がハッキリ分かれるため、すべての視線は2人に注がれるものだ。

それだけに2004年のアジアカップ・ヨルダン戦で川口能活選手が見せた神セーブのようにドラマが生まれることもめずらしくない。そして先日、またひとつ伝説となるであろうPKが誕生したので動画「Joel Mall Great Defended Penalty FC Aarau vs FC Zurich 9/11/2014/ Switzerland Super League」と共にご紹介したい。

・スイスリーグでの出来事

伝説となるであろうPKは、スイスリーグのFCアーラウ(赤) vs FCチューリッヒ(白)の試合で見られた。動画は9番の選手がキッカーとしてPKを蹴るシーンから始まるぞ。

・一連の流れ

一体どのようなプレーがあったのか。その一連の流れを簡潔に文章で表すと次のようになる。

PK開始 → キーパーがセーブ → こぼれ球を再度シュート → またしてもキーパーがセーブ → こぼれ球はゴール方向へ → ディフェンダーが必死にクリア!

……といったような感じでFCアーラウは「セーブ、セーブ、またセーブ」と、どうやったら入るんだと思うほどの鉄壁ディフェンスを披露。最後はオーバーヘッドキックで豪快にクリアして窮地を脱したのである。

・確かな結束力

PKによる失点を防いだFCアーラウは、結果として0−1で敗北したものの、プレーから強い勝利への執念が感じられた。キーパーが止めてくれることを信じて守るチームメイトを見ると、次に繋がる戦いができたのではないだろうか。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼勝利への強い執念とチームメイトへの信頼を感じるぞ!

▼予備動画

▼川口選手に神が舞い降りたPK