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新幹線に乗る機会が多い人は知っているはずである。新幹線の車内では、スジャータのアイスが売っていることを。スジャータ? アイス? めいらくグループのスジャータといえば、コーヒーフレッシュやホイップクリームを製造していることで知られている。だが、アイスクリームを製造販売していることはあまり知られてない。

その理由は、主に新幹線車内でしか販売されていないからだ。一体どんな味がするのだろうか? すぐに食べたいと思った私(記者)は、新幹線に乗る用事もないのに、東京駅へと向かった。そして、無事にアイスを食べることに成功したのである。新幹線に乗らなくても、スジャータアイスを食うことができるぞ!

・入場券でホームへ

その方法とは、入場券を使うのである。スジャータアイスは新幹線車内で販売しているのだが、実は東京駅・東海道新幹線の18・19番ホームにある売店、「DELICA STATION」でも販売しているのである。入場券で改札を通り、ホームに行けば無事に購入することができるのだ。

・バニラ、みかん、抹茶の3種

現在販売されているのは、バニラとみかん、抹茶の3種類である。それぞれ278円となっている。スジャータの本領であるはずのバニラを購入して、ホームの待合室で食べてみた。

・ホームで売ってるアイスは固くない

スジャータアイスはとにかく固いことで有名である。一説によると、車内で溶けないように十分に冷やされているとか、乳脂肪分が多いためとか言われているのだが、私が購入したものは全然固くなかった。もしかしたら、車内と店舗では冷凍温度がいくぶん違うのかもしれない。

・深く濃いバニラ

味は一般的なバニラアイスよりもはるかに濃厚である。ミルク感がとても強く、深いコクがある。もしかしたら、ハーゲンダッツのバニラよりも濃厚なのではないだろうか。舌の上にどっしりとしたミルクのテイストが広がるにも関わらずくどさはなく、それでいて深いコクを余韻のように残していく。これはかなりハイレベルなバニラアイスである。

・旅情をかき立てられる

ホームで新幹線を待つ家族連れを横目に、アイスを頬張っていると、不意に旅情をかき立てられてしまった。流れる景色を眺めながら、濃厚なバニラアイスを食べるのはさぞかしぜい沢だろうな~……。「もう静岡を抜けたか」とか何とか言いながら、バニラアイスにスプーンをつきたてる気分は最高に違いない。

・コンビニで売って欲しい

まあとにかく、アイスのためだけに新幹線に乗らなくても食べることはできるので、どうしても食べたいという方は入場券を活用しよう。旅の楽しみはひとつ減るのだが、できることならコンビ二で販売して欲しい……。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼入場券を買って、東海道新幹線改札を通る。入場券の有効時間は2時間なので注意
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▼スジャータアイスは18・19番ホームになるDELICA STATIONに売ってるぞ
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▼ついでに新幹線を観賞して帰ろう
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