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ケミカルライトと言えば、ライブ会場などで観客が振っている棒のことだ。別名、サイリュームや、グロースティックとも言う。照明を落としたライブ会場で、ケミカルライトの光がキラキラと輝いている光景は幻想的で美しい……が、今回紹介するのはそのケミカルライトが恐ろしい凶器に変わってしまう瞬間だ。

YouTube にアップされた動画「Glow stick blows up in kid’s face 」がそれ。この動画には、少年がケミカルライトを電子レンジで温める一部始終が収められている。最初に言っておくが、本気で閲覧注意! 本記事では、「これだけ危険だから絶対にやってはいけない!」という注意喚起の意味を込めて取り上げたい。

・動画が残されたのは偶然の産物

動画が残されたのは、偶然の産物と言えるだろう。何故なら、その動画を撮っていた少年はアクシデントにより撮影どころではなくなるのだから。だが思いがけないことに、置いていたカメラが不幸なアクシデントをとらえ、破裂したライトの破片が目に入って悲鳴を上げる少年の姿をとらえ、さらに状況を知ったものの、どうしていいか分からずに慌てふためく彼の父親の姿を捉えていたのである。

その動画を少年の兄がYouTube にアップしたところ……アップから10日ほどで再生回数が66万回を突破。多くの人が、事故の瞬間を目撃することになったのだ。

・現在、少年は回復

なお、兄によると現在事故を起こした少年は回復しており、目も問題ないという。だが、それを知ってもなお事故の瞬間はショッキングだ。破裂した瞬間は、何度見ても心臓がビクっとしてしまう。結果的に回復できたのが奇跡だと思えるほどに、衝撃的な事故である。

ケミカルライトは絶対に電子レンジで温めてはいけない──動画を見てそのことを肝に銘じて欲しい。

参照元:YouTube
執筆:和才雄一郎

▼こちらがその動画。再度繰り返すが閲覧注意だ