ディズニーランド&シーに行く楽しみの一つに、キャラクターたちと直接触れ合えることが挙げらえる。徹底して作り上げられたディズニーの世界で出会うキャラクターたちは、まさに夢の世界の住人。とっても魅力的だ。
しかし、ベトナムのディズニー・キャラクターたちは、異世界から来たのかもしれない……。というのも、ベトナムの子供番組にディズニー・キャラクターらしきものが登場しているのだが……、なんというか、色々と違うのだ。謎なのだ。
・ベトナム国営放送の子供番組
今回取り上げるキャラクターたちが登場するのは、ベトナム国営テレビ局VTVの番組。子供たちが歌ったり、踊ったり、クイズなんかに興じる、言うなればベトナム版『ウゴウゴルーガ』や『天才てれびくん』のような子供番組だ。今でも毎週放送されている。
・ディズニーキャラクターが登場している?
子供番組には着ぐるみなどが付き物! ということで、この番組にも登場しているのだが……ちょっと待て……これは、ミッキーマウスではないか。ということは、『ミッキーマウス・クラブ』のように、オフィシャルのディズニー番組なのだろうか? しかし、そのクオリティがどうにもオフィシャルな雰囲気ではない。
他にもミニーマウス、ドナルドダック、クマのプーさん、ティガーなども登場しているのだが、なんというか、今の東京ディズニーランドで出会うようなキャラクターたちと、だいぶ違うように感じられる……。なんだろう、昔のディズニー・キャラクターを思い出してしまうような、熱い何かを秘めているのである。
・ミッキーらしき謎のキャラクターも
さらに注目したいのが、ディズニーっぽいのに、なんだか分からないキャラクターがいることだ。ミッキーのような丸い耳を持っていながらも、目は2色の青。真っ赤なほっぺに、黒い下唇……。ディズニーにこんな子いたかなぁ?
しかし、絶対にディズニー・ファミリーではないと言い切れる白いウサギさんもいることから、番組オリジナルのキャラクターなのかもしれない。でも、偽ミッキーっぽさがプンプン漂っているぞ。
・見えてるよ! 中の人!!
もう一つ気になるのが、“中の人” 。例えば、ドナルドを見ていると、なんだか首もとが気になる……。なぜなら時々、中のお姉さんの首と鎖骨が見えてしまっているからだ。結構キレイな鎖骨で、きっとベトナム美女なのだろう。他にも、クマのプーさんやティガーが両手を上げたとき、中の人の手首が見えたりもする。
しかしもっと衝撃なのが、中の人が顔を出していることだ。あの、青い目の偽ミッキーの中から、お兄さんが顔を出しているではないか! これは、子供向け番組で絶対にやってはいけないことだろう!!
などなど、幾重にもタブーを犯していそうなこの番組。しかし、子供たちは楽しそうなので、全く問題は無いのかもしれない。「未知の国ベトナム」として一つ深みを増した番組であった。
参照元:Facebook 、VTV CAN THO、You Tube[1]、[2](英語)
執筆:小千谷サチ
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▼問題の2人組 特に右の人!
▼クイズアシスタント
▼ドナルドと一緒にダンス?
▼待ってる
▼近くでみると怖いなあ……
▼悪魔みたいだよ……
▼あの唇のところの黒い部分なんだろう……
▼リンゴのほっぺだね!
▼このドナルドさんは、東京ディズニーランドにはいないだろうね
▼このウサギさんも夜見たら泣くレベル
▼プーさんとティガーも出演してるみたい!
▼プーさんの手首が……
▼ティガーさんの手首も……
▼番組冒頭にはピグレットの姿も
▼これはどう見てもミッキー&ミニーだけど いつの時代のタイプだろうか?
▼気の強そうなミニーさん
▼後頭部が絶壁のミッキーさん
▼このミッキーさんにも東京ディズニーランドでは会えまい……
▼それにしても、そこはかとなく中国のミッキーとミニーに似ているのは気のせいだろうか
▼ドナルドから鎖骨が……
▼ドナルドのなかの人の首が……。
▼左端のミッキーらしきキャラクターに注目。中のお兄さんが見えてるぞ☆
▼イラストにミッキーを使うってことは、『ミッキーマウス・クラブ』なのだろうか?
▼アイマスクもプーさん やはり『ミッキーマウス・クラブ』か?
▼実際の番組はこんな感じ