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2014年11月6日、プロ野球担当記者の投票で守備のベストナインを選ぶ「第43回三井ゴールデン・グラブ賞」が発表され、そのメンバーには球界を代表するそうそうたる顔ぶれが並んだ。

守りが重視される近年の野球で、この賞は選手にとってこれ以上ない評価。今回はその中でも球界屈指のセカンド守備を誇る楽天の藤田一也選手のスゴさを動画「藤田一也選手好プレー集2014」と共にご紹介したい。

・藤田選手とは

1982年7月3日生まれの32歳。2004年にドラフト4位で横浜に入団し、2012年に楽天へトレード。それまで出場機会に恵まれた野球人生ではなかったが、2013年に大きく飛躍した。

というのも彼の守備は、球界一うまいといっても過言ではないレベルで、楽天の日本一に大きく貢献したからだ。星野監督から高く評価され、完全にレギュラーへと定着。今では認知度も上昇し、守備だけでもお客さんを呼ぶことができる選手にまでなった。

・動きに注目

では一体どうスゴいのかだが、それは動画を見る上でポジショニングのよさ、捕球してから送球するまでの速さに注目していただけるとすぐにわかる。普通の選手であればヒットになるはずが、彼の場合だとアウトになっているシーンが確認できるぞ!

・201/225

もちろん、今季も安定した守備を見せ続けた藤田選手は昨年に続き、2年連続2回目のゴールデン・グラブ賞に選出。これは有効投票数225票のうち201票を獲得するという文句なしの受賞であった。

・来季も期待

今季前半戦が終了した際に「勝手にランキング」としてファインプレー集をご紹介したのだが、その時点で藤田選手はどのプレーにするか悩んだほど美技を連発していた。来季も美しいグラブさばきを期待したいものだ。

参照元:YouTube三井広報委員会
執筆:原田たかし