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世の中には数多くの命知らずがいるものだが、今回ご紹介する男性はトップクラスにクレイジーかもしれない。彼の名前は「ニック・ワレンダ」。アメリカでは知る人ぞ知る曲芸師一家の7代目だ。

以前、グランドキャニオンで綱渡りにチャレンジしたことで彼を知っている人もいることだろう。そんな彼が新たに「高層ビルの間を綱渡り」に挑戦したことが話題になっているので動画「Nik Wallenda Conquers Chicago Skyline」と共にお伝えするぞ!

・風の街であるシカゴで挑戦

舞台となったのは、アメリカ・イリノイ州のシカゴにある高層ビル。シカゴといえば「ウィンディー・シティ」として有名で、この街特有の風が吹くことで知られている。それが高層ビルの上だと考えると……それだけで身の毛もよだつほど恐ろしい!

・傾斜ありの綱渡り

しかも傾斜が最大19度もある綱渡りだというのだからヤバすぎる。突風でも吹こうものならバランスを崩してしまうこと必至。さらには命綱も安全ネットもないだけに、まさに無謀といっても過言ではないチャレンジなのだ。

しかし、動画を見てみるとワレンダさんは至って冷静。少し緊張した表情をしているものの、いざバランス棒を持つと一歩一歩その歩みを進めていく。時折映し出される彼の視点からの映像を見ると、その度胸に驚かされること間違いなしとなっている。

・目隠しをしたまま綱渡り

そのまま慎重且つ大胆に綱渡りをしていき、無事に渡りきるワレンダさん。しかし、そこで終わりではないのがこの動画……なんとワレンダさんは目隠しをしたままの綱渡りにもチャレンジするのである!

そして彼は真っ黒な目隠しを着用したまま綱渡りを始め、ついにはやり遂げてしまう。代々続く曲芸師家系の宿命とはいえ、すべてが命がけであり、見ている方は動画の最初から最後までハラハラドキドキが止まらないぞ。

ちなみに今回彼が挑戦した「傾斜のある綱渡り」と「目隠しをしたまま高所で綱渡り」の2つの挑戦はギネス世界記録に認定。これにより彼は通算10個目の世界記録を保持することになった。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼目隠し綱渡りは3:33〜

▼なんとナイアガラの滝でもチャレンジしているぞ!