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「お胸」は女性の象徴的部位であると同時に、コンプレックスを持ちやすいパーツでもある。手術……とまでは行かなくても、下着やマッサージで美しいお胸を目指す女性も多いと聞く。

あるアラサー女子もバストアップ施術を受けることにしたそうだ。だが1年後、彼女の胸に現れたのは谷間ではなく、黒々とした胸毛だったという。

・アラサー女子が豊胸

目的は豊胸だったのに胸毛が生えてしまったのは、中国浙江省に住む周さんという30代の女性だ。2012年、胸部の小葉増生が見られたためマッサージ目的で「美胸センター」に行ったところ、豊胸施術を受けることになったそうだ。

説明によるとBカップが最低でもCカップになるということだったという。周さんは施術料として43万7000元(約770万円)を支払った。

・お胸は大きくならず / ただし胸毛が生える

それから1年以上週に数回、美胸センターに通っていたが2014年3月、施術に使う精油が合わなくなったため、「日本から輸入した精油」に変更してもらったそうだ。すると彼女の体に変化が! と、言っても胸が大きくなったのではない。なんと黒々とした胸毛が生えてきたのである!!

・フッサフサのモジャモジャ胸毛

それも1本2本ではない。周さんによると

「マッサージしてもらった部分全てに黒い毛が生えてきました。私の眉毛の色より濃い色なんです。触ったらフッサフサのモジャモジャなんですよ! なんて恐ろしい」

……とのことである。美しいお胸になるはずが、手に入れたのはフカフカ胸毛。これではオシャレもままならない。彼女は5月頃から美胸センターに通うのをやめ、精神的苦痛を受けたとしてクレームを入れたそうだ。

・美胸センター vs 周さん

ついに市場監督所で話し合いにもつれ込んだ両者だが、美胸センターの責任者・曹さんは「マッサージだけで胸毛が生えてくるとは考えられない」と主張。さらに「施術を受ける前に周さんが妊娠のために薬を飲んでいたのではないか、薬に含まれるホルモンが胸毛を誘発したのでは?」と、話したそうだ。

その主張を周さんは真っ向から否定。タイミングから見てあの「日本の精油」が原因ではないか、というのが彼女の主張だ。

・精油は日本製じゃなかった!

美胸センターで精油を変えてから、胸いっぱいの胸毛が生えてしまった。これは確かのようだが、直接の因果関係は結局わからずじまいだ。

ただ、協議のなかで判明したことがひとつある。それは、美胸センターが「日本から輸入した精油」は真っ赤なウソだったということだ。実際はネットでテキトーに購入したものだったという。市場監督所は入手ルートが不明なものを顧客に使うというのは店側に責任があると指摘しているそうだ。

・脱毛費用は周さん持ち

なお協議の結果、豊胸施術の契約は解除され、残りの20万元(約350万円)は周さんに返還されることになったそうだ。ただし胸毛の脱毛費用は周さん負担となったとのことである。

参照元:寧波網(中国語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24