yukinojyoou
ディズニー長編映画『アナと雪の女王』のスマッシュヒットは、ディズニー映画だけでなく世界のアニメ映画に衝撃を与えた。そのディズニー長編映画の歴史を紐解けば、第1作『白雪姫』の米国公開は1937年(昭和12年)、今から77年も前のことだ。

親子2代、3代でディズニー作品ファンという人も多いだろう。そこで、今回は海外メディアが選出した「ディズニー映画のベスト&ワースト作品」を紹介したい。あなたのお気に入りの作品はどちらに入っているだろうか?

ベスト&ワーストを選出したのは米国TIME社グループの『Entertainment Weekly』だ。ランキング形式ではなく、リスト式で選出されている。それでは早速、ベストの方から見てみよう!

【ベスト・オブ・ディズニー映画20選】

白雪姫(1937)
ピノキオ(1940)
ファンタジア(1940)
ダンボ(1941)
バンビ(1942)
シンデレラ(1950)
ふしぎの国のアリス(1951)
ピーター・パン(1953)
眠れる森の美女(1959)
101匹わんちゃん(1961)
ジャングル・ブック(1967)
おしゃれキャット(1970)
リトル・マーメイド(1989)
美女と野獣(1991)
アラジン(1992)
ライオン・キング(1994)
ムーラン(1998)
塔の上のラプンツェル(2010)
シュガーラッシュ(2012)
アナと雪の女王(2013) 20作品、カッコ内は米国公開年

【ワースト・オブ・ディズニー映画8選】

ロビン・フッド(1973)
コルドロン(1985)
オリビアちゃんの大冒険(1986)
ヘラクレス(1997)
ターザン(1999)
ブラザーベア(2003)
ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!(2004)
チキン・リトル(2005) 8作品、カッコ内は米国公開年

このほか、ナンバリングされていないディズニー長編アニメ『南部の唄(1946)』も「ワースト」として選出されている。

――以上である!

いかがだろうか? もしかしたら、「私の好きな作品がなんでワーストなんだよぉぉ」と思っている人もいるかもしれない。

これはあくまで『Entertainment Weekly』によるものだ。ちなみに、ワーストに選ばれた理由は、過去のディズニー作品や同時期に公開されたライバル作品にかなわない、というものが目立つようである。

ものが2つ以上集まれば優劣がついてしまうのは仕方がないことだ。さらに長編アニメも多様化していてライバルも多い。そんな状況下で、クラシック作品が若い世代にも支持され、さらに『アナ雪』の大ヒットは、やはり昔からクオリティの高い作品を送り続けてきたということではないだろうか?

次回作、ディズニー長編映画第54作品目となる『ベイマックス』は2014年12月20日公開予定だ。日本人少年が主人公となる同作は、一体どんな評価を受けるのだろうか? 公開が楽しみである!

参照元:Entertainment Weekly(英語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24

▼こちらは最新作『ベイマックス』のトレーラーだ