以前の記事で、「ゾンビキャンプ」の主催者であるオバケンが、普段はメチャメチャ怖いお化け屋敷をやっていることはお伝えした。そのオバケンが、期間限定で大人気ゾンビドラマ『ウォーキング・デッド』とコラボしたイベントを開催するというではないか……。
正直、お化け屋敷系は苦手な私(筆者)。ゾンビキャンプでは、チームの女子たちを盾にしまくって難を逃れただけである。だがしかし……! 気付いてしまった以上行くのが漢(おとこ)! 漢の辞書に “逃げる” の文字などないのだッ!!
・長蛇の列が出来ていた
オバケンがウォーキング・デッドとコラボしたお化け屋敷は、その名も「ウォーキング・デッドの館」という。週末で無料開催ということもあり、参加パスを受け取れる営団地下鉄方南町駅前には長蛇の列が出来ていた。
会場に到着すると、お化け屋敷特有の嫌な気配があたりに漂っている……。か、帰りたい。だがここまで来て引き返すのは、漢ではない。受付が女性だったことと、すぐ後ろに小学生たちが並んでいたことから、大人の余裕を見せながら説明を受けたのだった……。
・1人で突入した
ひざは若干震えていたものの、それをピンと伸ばしながらいよいよ突入! 簡単に説明すると、様々なミッションをこなしながら、5つのステージをクリアするのが、今回の「ウォーキング・デッドの館」のルールである。というか、5つとかマジで多すぎる……。
暗闇の中、10センチずつチョビチョビと進むとさっそくゾンビと遭遇! しかもこのゾンビから鍵を奪わなくてはいけないという……。白人さん風のゾンビだったので「ソーリー!」と「OK!」を連呼しながらなんとか鍵を奪った。もう呼吸が荒いんですけど!
・どのミッションも超コワい
次のステージでは車に乗り込み、奪ったキーでエンジンをかける。車の前のモニターに映し出されるゾンビを数えるのだ。片目をつむりながらゾンビを数えていると、外からゾンビに車をバンバン叩かれる! しかも車の屋根にもゾンビの気配がッ!! もう嫌や!
さらに「ヘッドフォンを装着し、ひたすらゾンビが通り過ぎるのを待つ」ミッション。暗闇の中ヘッドフォンから流れてくる爆音のゾンビのうめき声に耐えていると、背中や腕をゾンビに触られた! おそらくこの時点で涙は頬を伝っていたに違いない……。
・ダブルで泣いた
最後の「ゾンビがいる迷路を通り抜けるミッション」は正直覚えていない。取材だったので「写真だけ! 写真だけ!!」と繰り返しながら、何とかゴールしたのであった。気付かぬうちに流れた涙を小学生に「泣いてるの?」と指摘され、漢一匹36歳、帰り道でさらに泣けてきたのであった……。
「ウォーキング・デッドの館」は終了してしまったが、それより怖いと噂の「シックス・イグジット」は現在も開催中である。また、『ウォーキング・デッド シーズン5』はFOX インターナショナル・チャンネルズで、2014年10月19日(日)から放送開始予定だ。興味のある人は、そちらも併せてチェックしてほしい!
参考リンク:ウォーキング・デッド シーズン5 、 オバケン
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼会場。もう嫌な雰囲気が漂っている……
▼帰りたかったが、受付が女性で、後ろに小学生がいたので帰れず……
▼第1ステージは説明を受けるだけ。とは言え、暗闇に一人ぼっちは怖すぎる。
▼いきなり出たぞ、ゾンビ! このゾンビから鍵を奪うのだ!!
▼白人さん風だったので、「ソーリー!」と「OK!」を連呼した。
▼車のステージは撮影NG。その次のヘッドホンのステージ。
▼この部屋でヘッドホンをつけると真っ暗になり、ゾンビのうめき声が爆音で聞こえる。
▼暗闇の中、ゾンビに触られ、明るくなるとゾンビがいた!
▼しかも追ってくる! ギャーーーーーーッ!!
▼迷路で遭遇したゾンビ。
▼「写真だけ!」を連呼。
▼こちらも白人さん風だったので、「ピクチャー オンリー!」と連呼。
▼期間限定開催だったがマジで怖かった。2回泣けた……