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ロケットニュース24では、以前の記事でヴィレッジバンガードがオンラインで販売している『スライムカレー』について紹介した。ルーの色がスライムカラー、つまりコバルトブルーで、ネット上で「なんというケミカルな色」「気になる!」などと注目を集めていたカレーである。今回はそのカレーを実際に食べてみたので、レポートしよう!

・必要なのは勇気のみ

結論から言いたい。このカレーはウマい! 開封した瞬間、まるで有害化学物質に汚染された池の泥のようなルーとともに、スパイスの香りがパッと広がったため、「この匂い! 実は意外とイケるのでは!?」と思って食べてみると……口当たりは優しく、後から辛さがじんわりとやってくる。スパイスがしっかりと効いており、具材も大きめだ。

グロテスクな見た目とは裏腹にウマいぞ! 完全に嬉しい誤算だが、味だけなら万人受けしそうな味なのだ。なので必要なのは勇気のみ! ルーの色を気にせず……と言っても無理かもしれないが、なるべくルーを見ないようにして、カレーを口にかきこむべし!!

・バランス感覚も必要

さらにもう一つ必要なものを挙げるとするならば、バランス感覚だろうか。先述のように、このカレーのルーはスライムカラーである。だから、らっきょうと福神漬けなどを別途買ってくれば、簡単にスライムの顔を作ることができる。

そしてこのスライムカレーは、スパイスの風味がしっかりと効いている。なのでひと口食べた時に「ちょっと辛いかな……福神漬けで辛さを中和させようなか」という気持ちが生じてしまうかもしれない。さらに悪いことに、その人が『限度を知らないタイプ』だった場合……スライムが完全にスライムベスになってしまうこともあり得るぞ。

まさかの変身! これでは折角のスライムカレーが台無しだ!! なお、スライムベス状態だとやや甘口になるものの、これはこれでうまい。

どちらにせよ「そんな味のことなど、どうでもいい」と思えるほどに、見た目が楽しいスライムカレー。是非、ご賞味あれ!

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼これがスライムカレーだ!
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▼パッケージも凝ってますな
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▼開封した瞬間が一番ショッキングだった
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▼ラッキョウとノリを使って目の部分を作り……
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▼福神漬けで口を付ければ…スライムカレーの出来上がり!
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▼ラッキョウのサイズや向きによって印象は大きく変わる
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▼全ての具材がコバルトブルーに染まっているため分かりにくいが、これが鶏肉である
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▼「もうちょっと福神漬け欲しいな〜」と思って調子に乗って加えていると……
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▼スライムベスになっちまうから要注意だ
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