2

以前、米国ワシントン州でマリファナ・コーヒーの発売が開始されるとのニュースをお伝えしたが、海外の一部では、大麻入りのケーキやクッキーを購入できる店もある。もちろん、そういった店舗は国の許可を得て販売しているわけだが、なんと中国で秘かに「アヘン原料のケシの実入りの麺」を出していたレストラン店主が、御用になったとのニュースが飛び込んできた! リピーターを確保するために “隠し味” が効いた麺で、客を虜にしようとしたというから怖ろしい話である。

・薬物を使用した覚えのない男性が検査で陽性に

ちょっと変わった “隠し味’” を自家製麺に混ぜていたのは、中国の陝西省(せんせいしょう)でレストランを営むチャンという男性。そもそも、彼がケシの実を麺に混ぜていたことが、どうやってバレてしまったかをまず説明しよう。

コトの発端はリウ・ジュヨウという男性が、検問で薬物検査に引っかかり、しょっぴかれてしまったことによる。

・チャンの店に疑いがかかる

今まで一度も薬物を使用したことがないと主張したリウは、陽性反応の原因が、チャンの店で食べた麺ではないかと疑ってかかった。なぜチャンに疑いをかけたかは、海外メディア『Mashable』と『The Week』が、リウが店の常連だったからだとか検問の数時間前にチャンの店で食事をしたからだと、いくつか理由を報じている。

しかし、ここで「あの店の麺が怪しい!」と思い立ったということは、やはり麺を食べた後に恍惚感か何かを感じていたのかもしれない。 

・家族の協力を経て身の潔白を証明

そこでリウは身の潔白を証明するため、彼の家族が同じ麺を食べて薬物検査を受けてもらったところ、予想通り陽性反応が出たという。

違法薬物の摂取は彼自身の意思ではなかったことが証明されたわけだが、中国メディアによると、1週間以上も警察に拘留され、さらに自白を強要されたという報道もあり、大いに物議を醸した。

・店主は自ら罪を白状

一方、警察の取調べを受けたチャンは、ケシの実を麺に混ぜていたことを白状し、あえなく御用となった。彼は先月、約2キロ分のケシの実を600元(約1万1000円)で手に入れ、粉状にした実を生地に練り混ぜて麺を精製したそうだ。

ケシの実入りの麺で、どれぐらいの客がリピーターとなったのか知りたいところだ。だがレストランである以上、リピーターを確保するには、やはり料理の味やサービスで勝負するべきだろう。

参照元:MashableBBCThe Week(英語)、環球網(中国語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.