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散歩中に、ペットの犬が残したフンを片付けるのは飼い主の責任だ。だが、残念なことにペットオーナーのなかには、そのまま排泄物を残していくというマナーに欠けたことをする人もいる。

そんな無責任な飼い主にキレて、「今度見つけたら、アンタの家で排泄してやる!」と、かなり強烈な内容の看板を立てた女性が話題になっているのだ。自宅の庭先を犬のフンで汚された経験がある人なら、思わず共感してしまう内容ではないだろうか。

・マナーを欠いた犬の飼い主に激怒!

「犬のフンを処理するように」との警告の看板を立てたのは、米カリフォルニア州のビバリー・グローブに住むアニー・プリースさんだ。“ビバリー” の名が現すように、ビバリーヒルズの南に位置するこのエリアでは、犬を散歩させている住民が多く見かけられる。そして、ペットの排泄物を片付けないまま立ち去ってしまう人が後を絶たないのだ。

・強烈だけど言い分は間違っていないメッセージ

そんな飼い主に業を煮やしたアニーさんは、ついに自宅の庭先に警告の看板を立てることに。そのメッセージがかなり強烈なのだが、言い分は間違っていないと言えるだろう。以下が看板の内容である。

「芝生にフンをさせて片付けない犬の飼い主へ:
まず初めに、失礼極まりありません。我々住民は、多額のお金を払ってこの地域に住んでいるのであって、ここは公衆トイレではないのです。次に、犬のフンを片付けられないのなら犬を飼うべきではありません。そして最後に、あなたは我々に監視されています。今度フンを掃除せずに立ち去ったら家までつけて行きます。そして、あなたの家の前と車のフロントガラスにデカい排泄物を残していくつもりです。愛を。アニー」

地元ニュース番組の取材を受けたアニーさんは、「もちろん実際にはやらないけど、言い分を伝えたかったの」とコメントしている。

・ネットユーザーの反応は!?

彼女の看板は、海外ネット掲示板 Reddit にも取り上げられ、ユーザーから様々な意見が寄せられているので、いくつか紹介したい。

「同じ犬の飼い主として気持ちは分かる。うちの近所も似たような状況で、犬のフンを処理しない飼い主がたくさんいて怒りを感じるわ」
「自己チューで無責任なロサンゼルスの住人にはムカつくね。ある地域なんて、道が犬のフンだらけでビックリする」
「うちも犬の落し物だらけだったから、監視カメラを設置したら数が減ったわ。見張られてるって分かったら、急に態度が変わるのよ」
「うちの近所にも “うんこ街道” て呼ばれている場所がある」

と、アニーさんに共感する人が大勢いるようである。

ペットを飼ったからには、周りに迷惑をかけないように責任を取る必要があるだろう。残念ながらロサンゼルスだけでなく、日本でも散歩中に犬のフンをそのままにしている人が多い。心当たりがあるという人は、これからはきちんと片付けるようにしてほしいものだ。

参照元:YouTubeKTLA5Reddit(英語)
執筆:Nekolas

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