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君は不二家のチョコチップクッキー「カントリーマアム」は好きか? 私(記者)は好きだ。いつも家に常備しており、カントリーマアムを蓄えから絶やしたことがない。私は自らのことをカントリーマアマー(カントリーマアムを愛する人)と自負している。

私と同じようなカントリーマアマーに、ぜひとも知って頂きたい情報がある。君のカントリーマアム人生を左右する一大事だ。それは東京・銀座の不二家数寄屋橋店にトンでもない代物が売っていたのである。それはお店で焼いた窯だしカントリーマアムだ。つまりは出来立てということになる。これを食わずしてカントリーマアマーを語ることなかれ! 未体験なら今すぐお店にゴー! カントリーマアム!!

・限定スイーツを販売

東京・銀座の数寄屋橋店では、今までにもここだけの限定スイーツを販売していた。たとえば同社を代表するお菓子ミルキーのロールケーキ「苺生ミルキー」や、ネクターをシュークリームにした「パイすぅ(吸)クリーム」など、全国で販売すればバカ売れ間違いなしの商品をここだけで販売していたのである。

・窯だしとの出会いは宿命

そして新たに登場したのが、この窯だしカントリーマアムだ。実は2014年6月には大阪大丸梅田店限定販売していたそうだ。それが現在、数寄屋橋店限定での販売となっている。ここで出会ったのは、カントリーマアマーの宿命ではないだろうか。出会うべくして出会った、これが偶然ではないはずだ。買わない訳にはいかないだろう。ということで、迷わず15個入りを購入した。ちなみに販売価格は5個が200円、15個が500円である。安い!

・シルクのような柔らかな感触

持ち帰って早速食べてみることに。通常の賞品はサックリとした食感が魅力なのだが、窯だしは全然違う。「サックリ食感がカントリーマアムだ」と思っていたこれまでのイメージを根底から覆す口当たりである。一言でいえば「しっとり」だ。クッキーの歯ごたえは柔らかく、生地そのものが水分を多く含んでいることがわかる。たとえるならシルクのようなふんわりとした感触。この優しい感触、どこかで味わったことがあるような……。

・オカンの味だ!

それはオカン(母)だ! カントリーマアムの名にふさわしく、オカンのぬくもりを感じさせる優しさである。さすが窯だしの逸品。商品のコンセプトを忠実に再現していると言って良いだろう。全体的にその優しさに包まれた味わいで、チョコチップの甘さも優しく感じられた。

カントリーマアマーよ! 立ち上がれ。君が食べるべきカントリーマアムはここにある。窯だしを食べてこそ、君は真のカントリーマアマーになれるのだ。その日まで、日々研鑽を怠らぬように! 健闘を祈る。ゴー! カントリーマアム!!

・今回訪問した店舗の情報

店名:不二家 数寄屋橋店
住所:東京都中央区銀座4-2-12 銀座クリスタルビル 1F
営業時間:平日10:00~22:30、日・祝10:00~21:30

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼これが窯だしカントリーマアム、15個入りで500円。不二家数寄屋橋店で焼き上げている
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▼市販のものよりもはるかにしっとりとした優しい食感
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