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国内で感染が拡大しつつあるデング熱。東京・代々木公園でウイルスを保有した蚊が確認され、公園の大部分が閉鎖。中央公園にもウイルスを保有している蚊が存在している疑いがあり、厚生労働省が注意を呼びかける事態となっている。

蚊が媒介になっているので、極力さされないように工夫したいところなのだが、ひとつ注意しておきたいことがある。それは、虫よけアプリの利用である。さされないために用心することは大事なのだが、効果が不明なインチキアプリも存在しているようなので、安易に有料版を購入しないように気を付けよう

・効果はハッキリしない?

蚊をはじめとする、害虫を寄せ付けないことを売りにしているアプリは以前から存在している。人間には聞こえない高周波を端末から発して、虫よけの効果があるように謳っているものが多いのだが、実のところその効果はハッキリとしていないようである。

・お金返して

「人間には聞こえない」、この謳い文句を逆手にとって効果不明のアプリを有料で販売しているケースも存在するようである。iTunesで「蚊」と検索して表示されるアプリのいくつかを見てみると、効果を実感できないというコメントが続々と出てくる。なかには、有料アプリを購入したユーザーが「お金返して」や「私が愚かでした」と後悔するコメントも見られる。

・まずできる対策を万全に

もしもアプリを利用してみようという方は、まずは無料のものを使ってみた方が良いだろう。それ以前に、長袖長ズボンを着用し虫よけスプレーなどで万全を期した方が、より確実なのかもしれない。感染源の疑いがある場所の周辺に出かける際には、蚊にさされないように準備しよう。

画像元:iTunes
参照元:厚生労働省
執筆:佐藤英典

▼有料アプリを購入したユーザーのレビュー
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