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女性にとって出産は人生の一大事である。新しい命をこの世に生み出すことは、喜びだけでなく大変な苦痛も伴い、命にかかわる場合もある。男性が出産の痛みを経験したら、痛みにこらえ切れずに死んでしまうとも言われている。

そんな痛みを乗り切るために、女性たちは叫び声を上げたり時には罵声を浴びせることもあるが、一体どんなことを口走っているのだろうか!? そこで海外ネット掲示板に集まった「出産時にママが叫んだコト」が、なかなかオモシロいので紹介したい。

・出産時にママが叫んだコト

海外ネット掲示板 Reddit に投げかけられた、「ドクターに助産婦さん、出産時にママが叫んだオモシロいことってありますか!?」という質問に、3000以上ものコメントが集まった。その中でも特出して、ユーザーからウケているもの紹介したい。

・トングを突っ込むな!!

ある女性の分娩時に、赤ちゃんを産道から引っ張り出さなくてはならなかった医師が、医療器具の鉗子(かんし)を使おうすると、その女性はこう叫んだというのだ。

「それはサラダ用のトングでしょ! 調理器具を突っ込まないで!!」

他の女性も「氷用のトングだと思ってビビった」とコメントしている。確かに鉗子もトングも、“物を挟む” という用途は同じである。

・自分が妊娠してると知らなかった女性は……

妊娠しているとは知らず、ひどい腹痛で救急車を呼んだ女性と救護隊員の会話も笑いを誘っている。以下が二人の会話である。

女性:あんた何バカなこと言ってるの! 妊娠なんかしてないわよ!!
救護隊員:赤ちゃんの頭が見えてますよ
女性:それ腫瘍じゃないの!?

女性が腫瘍だと思ったのは元気な女の子で、出産後はすっかり赤ちゃんに夢中になっていたそうだ。

・パパ達も結構やらかしているぞ!

そして、出産時にオモシロいことを叫んでいるのはママだけではない。出産に立ち会ったパパたちも、結構やらかしているのだ。あるパパは赤ちゃんの性別を知らず、赤ちゃんが誕生した瞬間は男の子だと思ったのだが……

パパ:男の子だ! なんてアソコがデカいんだ!!
医師:あの……これはヘソの尾です。女の子ですよ

きっとパパは、“さすが俺のムスコだ!” と思ったに違いない。

さらに他のお父さんは、顔を下に向けて出てきた赤ちゃんを見て

「オーマイガ! 顔がないぞ!!」

と、赤ちゃんの後ろ頭を見て叫んだそうだ。五体満足で生まれてくるか、親は実際に赤ちゃんが誕生するまで不安に思うものなのだろう。

・出産の時ぐらい罵声を許して!

このほか女性が出産時に口走ったことで、オモシロいものをいくつか挙げてみたい。

「この部屋のみんなに火をつけてやる!」
「ブリトー買ってきてーー!!(旦那に対しての発言)」
「平和! 平和を~~!!(麻酔が効いての発言)」
「痛くてもうムリ! 来週じゃダメーーーー!?」
「見たこともないし私のじゃない。落し物に届け出ておいて(麻酔でボ~とした頭で産まれた赤ちゃんを見ての発言)」
「ワーオ! 超~ハイなんだけど……(麻酔が効きすぎての発言)」

多くのコメントを見る限り、ママ達は麻酔が効いていると妙なことを口走り、痛みに耐えられないと放送禁止用語炸裂で罵声を浴びせているようだ。

・握っていた手がアザになってしまった!

ちなみに妹の出産に立ち会った筆者の友人は、妹のあまりにもすごい叫び声と罵声にビビりまくった挙句、握っていた手がアザになってしまったそうだ。肝心の旦那様は、渋滞に巻き込まれて出産に立ち会えなかったそうだが、“あの妹の姿を見なくて良かったかもしれない”と、友人はコメントしていた。とにかく壮絶な痛みをこらえて、新しい命を産み出す女性は偉大である。

参照元:Reddit(英語)
執筆:Nekolas
Photo:RocketNews24.