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1977年のデビュー以来、歌手の長渕剛(ながぶち つよし)さんのキャリアが37年目を迎えている。現在まで、アルバム初登場1位獲得数12作品、累計2000万枚以上を誇る、日本人であれば誰もが知る大物アーティストである。

長渕剛……。彼のヒット曲は知っているし、CDを買ったこともある。だがしかし……。ここ数年のヒット曲と言われても正直ピンと来ないし、結局ファンは何に魅せられているのかわからない。そこで2014年9月初旬に日本武道館で行われたライブ開始前のファンに、直接その魅力を聞いてきたぞ!

・思ったより女性が多い

会場に到着すると、やはり男性が多い。ただ、女性ファンもかなりいる。パッと見た感じ、3割弱は女性ではなかろうか。男性だらけの会場かと思っていたのだが、そうではないらしい。年齢層は高めであるものの、10代~20代とおぼしき若者の姿も多かった。

・心に響く歌詞

さっそく話を聞いてみると、「歌詞がいい」「声がいい」「かっこいい」「オーラがある」という意見が聞かれた。特に『歌詞』は心に響くものがあり、自分が落ち込んだとき、弱ったときなど、その歌詞に救われたり、奮い立たされたりしたことがあるというファンが多かった。

・『強さ』に憧れる

男性ファンは、体つきを含めたその強さに惹かれるという意見も多かった。ドラマ「とんぼ」に代表される、“おっかない” イメージがある長渕剛さん。日常生活ではなかなか表に出せない『荒々しい強さ』に、一人の男として単純に惹かれるというファンもいた。

・この時代だからこそ際立つ魅力

「笑顔がかわいい」と言っていたのは女性ファン。いつもニコニコしているわけではないので、余計に笑顔が素敵だという。「頼り甲斐がある」という意見もあり、『女性が強くなった』『草食系男子』と言われる時代だからこそ、彼の魅力がさらに際立っているようだった。

・「長渕は優しい」

しかし、男女含め多くのファンは『長渕は優しいんですよ……』という。一般的には、先述したチンピラ役も含めた “おっかない” イメージが強いと思われるが、多くのファンは「長渕剛は優しい」という意見に異論はないようだった。これはどういうことなのか?

・父のような優しさ

常にピリッとした緊張感はあるし、スタッフがミスしたときなどは、ファンもビビるほど怖いらしい。だが、何かをやり遂げたときは大いに褒め、困っているときには躊躇(ちゅうちょ)なく手を差し伸べるという……。それはまるで父! 古き良き時代の、「強かった父」のようではないか!

・優しさに分け隔てがない

さらにファンが言うには、「優しさに分け隔てがない」という。例えばスタッフが同じミスをしたら、ベテランも新人も同じように叱り、逆の場合は同じように褒めるという。これもまさに父! 我が子に序列がつけられないように、きっと長渕剛さん本人も、自分を支えてくれるスタッフに序列などつけられないに違いない。

・甘ったるいだけの優しさではない

その他にも「生き方が不器用」「昔は怖かったが今は丸くなった」など、『父』を連想させるキーワードが多く挙げられた。おっかないが、それでも安心感のかたまりである父。ファンは甘ったるいだけではない、長渕剛さんの『父のような優しさ』に惹かれているのだと感じだ。

多くの父は、年を重ねるごとに優しく、丸くなっていくものだ。今後、長渕剛さんがどのようになっていくのか? 活躍を見守りながら、注視していきたい。

参考リンク:長渕剛 オフィシャルサイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼トレーラー前で記念撮影している人が多かったぞ!
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▼いかつい人が多かった!
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▼剛魂絆会 埼玉支部のみなさんだ!
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▼ファン歴は非常に長いそうだ!
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▼歌詞と体がいいという4人!
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▼やっぱりいかつい人が多かった!
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▼思ったより女性ファンが多くて意外だった!
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▼協力してくれたみなさん、ありがとうございました!
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