line
LINEやFacebookのメッセージに代表される「既読通知」。宅急便が届いたかどうかわかるように、相手がメッセージを見たかどうかがわかる便利なシステムだが、既読なのに返信をしない「既読スルー」はトラブルの元になることもあるらしい。

既読スルーは、友達同士でも気まずいのに、それが上司だったときの焦燥感は異常。心象が悪くなる=査定に響くかもしんねぇぇぇ! と、ビビってしまうが、もしかしたらそれは考えすぎかもしれないぞ。ある調査によると、69%の管理職が既読スルーを気にしていないというのだ!

・69%の上司が「既読スルーされても気にしない」らしい

台湾の大手人材バンクを運営する「104資訊科技」の調査によると、なんと69%の管理職らが既読スルーを「普通のこと、気にしない」と回答したそうだ。ま、マジか! 思ったより大きな数字である。もしかして世代的な部分も影響しているのかもしれないが、やっぱり部下をもつ器(うつわ)たる者、そうでなくっちゃ!!

・でも31%は気にしているらしい / 非常に不愉快という声も

しかし、裏を返せば31%は気にしているということだ。そのうちの25%は「なんで返事をしてくれないんだろう」と考えるといい、5%は「不愉快」、「非常に不愉快」と思っている人も1%いるという。非常に不愉快って、怖ええええええええ!!!

・実際に上司に聞いてみた!

自分の上司はどっち側の人間なのだろうか? 気になってしょうがなかったので、実際にマイ上司にして、迷惑メール評論家で編集長のGO羽鳥に、部下に既読スルーされたらどう思うか聞いてみることにした。すると……

「まったく気にならない。忙しいのかもしれないし。せいぜい“迷惑メールだと思われちゃったのかな?” って思うくらい」

とのことだった。これで心おきなく既読スルーするであります! と、安堵しつつも、さりげなく「迷惑メール」というワードを織り交ぜてくるあたり隙がないなぁと思ってしまった。

・勤務時間外のメッセージは「労働」にあたることも

結局はその人の性格かもしれないが、調査結果では既読スルーを気にしない管理職が圧倒的に多いということだった。相手が上司だと、つい気を遣って速攻で開封して返事をしてしまうもの。しかし、メッセージアプリであっても勤務時間外での業務連絡は時間外労働と認められる場合もあるので、その点はお互いに留意しておく必要があるかもしれない。

参照元:ETtodayAppledaily弁護士ドットコム
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24