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ひと昔前、剥製は芸術品として自宅に飾られた時代もあったが、現代では博物館の展示でお目にかかる程度である。剥製は、生きていた時の見た目そのままが再現されるのが普通だが、まるでフランケンシュタインのように他の動物のパーツをつぎはぎにした、かなり過激な剥製で満載のブログが話題となっているので紹介したい。意外にも好評なため、本まで出版されるというのである。

・Facebook で1万以上の “いいね!” をゲット

かなり想像の斜め上をいく剥製を紹介するブログの名は、「Crappy Taxidermy(くだらない剥製)」だ。2009年にニューヨーク在住のライター、キャット・スーさんが、自宅に飾る面白い剥製を探し始めたことをきっかけに、スタートしたブログである。

サイトを立ち上げてから5年、徐々に注目を集めたブログは、Facebook ページでも1万以上の “いいね!” を’ゲットする人気ぶりだ。

・突然変異を起こしたような剥製のオンパレード!

そんなブログで紹介されている剥製は、普段お目にかかれないような、かなりブっとんだデザインばかりである。くちばしや羽根がついたキツネに、一つ目小僧のような目がひとつしかないウシ、といった突然変異を起こしたような剥製のオンパレードなのだ。「こんな剥製を家に飾りたい人がいるんだろうか?」と思ってしまうが、趣味や好みは人それぞれといったところだろうか。

・“キモかわいい” のがウケている様子

なかには、リスが麦藁帽子をかぶってギターを弾いているかわいらしいものや、人気ドラマ『ブレイキング・バッド』の主役をモデルにしたユニークなデザインも見られる。そこで、Facebook に “いいね!” を押している人達のコメントをいくつか紹介したい。

「もう、何の動物か分からなくなってるのがイイ!」
「めちゃクール!!」
「ワオ!」
「これ、どこの展示で見られるの?」
「違う意味で、生命が宿っているように見える」

と、何だかオリジナルでキモかわいいのがウケている様子である。

・2014年秋には本も出版されるぞ!

そんなこんなで好評を博し、ブログに掲載された写真を集めた本「Crappy Taxidermy」が、2014年秋に出版されることとなったのだ。本の最後には、“剥製を鑑賞したり集めるだけでなく、自分も作ってみたい!” という人のために、ねずみを剥製にする方法も掲載されるそうだ。

次は、こういった変わった剥製を集めたギャラリーや展示が開催されるかもしれない。しかし個人的には、自分の家には飾りたくないようなデザインがほとんどである。

参照元:Crappy Taxidermy、Facebook @Crappy Taxidermy
執筆:Nekolas

▼ドラマ『ブレイキング・バッド』の主人公をモデルにした剥製。ドラッグが入った袋を持っているぞ!
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▼キツネにくちばしと羽が付いている、フランケンシュタインのような剥製
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▼キャットフード缶の中に猫の顔が!
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▼ベストを着てライフルを持ったリスたち
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▼ギターを弾いたり、酒のボトルを抱えて酔い潰れているカワいいデザインも
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▼顔は犬、体はクマの剥製ランプ
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▼一つ目ウシの剥製。こんなのが家にあったら不気味だ……
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